共立電子、USBオーディオインターフェイスキット

USBオーディオインターフェイスキット。写真は完成品

　共立電子産業は、電子パーツ専門店「デジット営業所」の新製品として、USBオーディオインターフェイスのキット「USB_DOUT2706Kit」と、その基板完成品「USB_DOUT2706」を12月5日に発売した。直販価格はキットが3,980円、完成品が4,980円。

　PCとUSB接続し、各種出力が得られるUSBオーディオインターフェイス。WindowsとMac OSのどちらも、OS標準のドライバで動作する。

　出力は光デジタル/同軸デジタル(同時出力可能)に加え、オーディオシリアル信号(I2S 16bit)と、アナログヘッドフォン出力も用意。アナログヘッドフォン出力に別途プリアンプ回路を追加する事で、ライン出力として使用する事もできる。なお、光デジタルのコネクタ、RCAコネクタ、ケーブルなどは付属しない。

DACには、TI・バーブラウンの「PCM2706」を採用

　DACには、TI・バーブラウンの「PCM2706」を採用。±2.5ppmの温度補償型水晶発振器を採用し、低ジッタでの出力が可能。なお、キットモデルでは、表面実装型デバイスはあらかじめ実装されている。

　コンデンサはオーディオ用のものを使用。電源はUSBバスパワーで動作する。基板サイズは約39×66mm。M3ネジで取り付け可能。