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7月の電子機器出荷額は24カ月連続で前年割れ。JEITA発表

民生電子機器国内出荷実績推移(金額) 出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 電子情報技術産業協会(JEITA)は26日、2013年7月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。電子機器の出荷金額は前年同月比87.2%の1,092億円で、24カ月連続のマイナスだった。

 映像機器の国内出荷金額は、前年同月比80.7%の492億円で24カ月連続のマイナス。音声関連機器は同84.9%の75億円で8カ月連続マイナス。カーAVC機器は同94.9%の524億円で、13カ月連続でマイナスだった。

 7月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比90.7%の37万5,000台。このうちインターネット動画対応は17万2,000台(同79.8%)、3D対応は6万2,000台(同78.6%)で、薄型テレビにおける3Dテレビの割合は16.5%だった。サイズ別では、29型以下が同102.6%の12万台、30~36型が同82.1%の11万4,000台、37型以上が89.5%の14万2,000台で、構成比は順に31.9%、30.4%、37.8%だった。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比83.6%の21万7,000台。内訳は、BDレコーダが同83.0%の18万3,000台、BDプレーヤーが同87.4%の3万4,000台。DVDビデオは同71.1%の6万9,000台。

 ビデオカメラは前年同月比82.8%の8万8,000台。ICレコーダが10万3,000台(同104.7%)。ラジオ受信機は同87.2%の11万3,000台。ステレオセットは同89.1%の4万2,000台。スピーカーシステムは同121.1%の3万1,000台。

 カーナビは前年同月比97.8%の47万8,000台で、10カ月連続でマイナスとなった。

(一條徹)