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エイサー、実売7万円の29型シネマスコープ液晶

2,560×1,080ドットでDisplayPort入出力装備

B296CL

 エイサーは、アスペクト比21:9のシネマスコープサイズ対応液晶ディスプレイ「B296CL」を10月11日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後。

 シネスコサイズのアスペクト比を採用した29型液晶ディスプレイ。解像度は2,560×1,080ドット。輝度は300cd/m2。コントラスト比は1,000:1。IPSの非光沢(ノングレア)パネルを採用しており、視野角は垂直/水平どちらも178度。応答速度は8ms(グレー to グレー)。バックライトは白色LED。

 Blu-rayのビデオソフトなど、シネスコサイズの映画を黒帯なしで全画面表示ができるほか、2,560×1,080ドットでの表示に対応する。エイサー独自の「6軸カラー調節」機能により、RGBに加え、イエロー、マゼンタ、シアンの3色を加え、色相、彩度を調節して好みの画質に調整できる。

 入力端子はDisplayPort v1.2×1と、HDMI×2、DVI-D×1、アナログ音声(ステレオミニ)×1。DisplayPort出力も装備し、複数台を数珠つなぎするデイジーチェーン接続が行なえる。ピクチャインピクチャやピクチャバイピクチャなどの2画面表示機能も搭載する。

スタンドで高さ調整が行なえる

 USBハブ機能(アップ×1、ダウン×4)も装備し、USB 3.0にも対応する。2W×2chのスピーカーを内蔵。左右60度のスイーベル機能などを備えている。消費電力は36.3W。待機時消費電力は0.45W以下。スタンドを含む外形寸法は700×247×374~524mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約8.8kg(スタンド無し時5.9kg)。

(臼田勤哉)