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ソニー、スピーカークレードルと分離できる小型ポータブルラジオレコーダ

付属のクレードルにセットした状態のICZ-R100

 ソニーは、スピーカークレードルがセットになったポータブルラジオレコーダ「ICZ-R100」を2月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後。カラーはホワイト。

 ラジオの受信や予約録音、内蔵マイクでの録音などが行なえるレコーダ。レコーダ本体と、充電機能を備えたスピーカークレードルがセットになっており、外出時は小型の本体のみを携帯、自宅ではクレードルにセットして使用できる。クレードル接続時は、付属のループアンテナ(AM)とアンテナケーブル(FM)を使用して、より安定したラジオ受信が可能。機能は'13年1月に発売したスピーカー一体型モデル「ICZ-R51」と同等で、本体の小型化を追求。クレードル接続時でも、勉強机などに置いて邪魔にならないサイズにしたという。

レコーダ本体
(参考)13年発売のICZ-R51と同等の機能で小型化

 レコーダ本体に8GBのメモリを内蔵するほか、別売のmicroSD/SDHCカード(32GBまで)、メモリースティックマイクロ(16GBまで)も使用可能。ステレオミニのヘッドフォン出力とアナログ音声入力を備え、16mm径/出力150mWのスピーカーも搭載する。

 内蔵マイク利用時の録音フォーマットはリニアPCM(16bit/44.1kHz)とMP3(ステレオ192kbps/128kbps、モノラル48kbps)。ラジオ録音はMP3のみとなる。内蔵メモリへの録音可能時間は、リニアPCMで12時間5分、MP3で89時間25分/134時間/357時間(192/128/48kbps)。再生対応フォーマットはMP3/WMA/AAC/リニアPCM(16bit/44.1kHz)で、著作権保護されたファイルは再生できない。

 AM/FMラジオの予約録音に対応し、予約件数は20件まで。曜日指定や、毎日同じ時刻の予約などの設定が可能。好きなラジオ局をAM/FM合わせて3件まで登録できる「お気に入りラジオ局ボタン」や、設定操作用の「ホーム」、「オプション」ボタンも搭載する。1日3回、時報に合わせて設定時刻を修正する「自動時刻補正機能」も備えている。

 リチウム充電池を内蔵し、マイク録音時の電池持続時間は約16時間(リニアPCM)/19時間(MP3)。連続再生時間は、ファイル再生で約6時間/約19~22時間(本体スピーカー/ヘッドフォン)、ラジオ受信で約4~5時間/約11時間(同)。充電時間は約2時間30分。外形寸法は112.6×47×13.7mm(縦×横×厚さ)、重量は約84g。

 付属するクレードルは、バスレフ型で40mm径のモノラルスピーカーを搭載。最大出力は500mW。本体をセットして、クレードルのスピーカーで再生しながら本体の充電ができる。電源は付属のACアダプタを使用する。外形寸法は67.5×134×74mm(高さ×幅×奥行き)、重量は約262g。

本体+クレードル
クレードルの背面
本体

(一條徹)