ニュース
ヒビノ、バイアンプ内蔵のJBLモニタースピーカー
最上位機のウェーブガイドを採用
(2014/1/20 13:48)
ヒビノは、「JBL PROFESSIONAL」ブランドのアクティブモニタースピーカー「LSR305」と「LSR308」の2機種を1月24日に発売する。価格は、LSR305が30,450円、LSR308が51,450円。
2ウェイ/バイアンプ内蔵のスタジオモニタースピーカー。最上位機種「M2」(997,500円)用に開発された「イメージコントロールウェーブガイド」を搭載し、音像の再現性などを高めているという。LSR305は130mm径、LSR308は200mm径のウーファを搭載。ツイータはいずれも25mm径で、出力はLSR305が41W×2ch、LSR308が56W×2ch。
ウーファには38mm径ボイスコイルを使用し、実効感度の低下が少なく、大音量を連続で再生しても音質の変化を最小限に抑えるという。低域ポートには、開口の両側にフレアを持つ独自の「スリップストリーム」設計を採用する。ツイータはネオジウム磁石を採用し、ダンピング特性を最適化。耳障りな小音量時の歪みを低減し、長時間の制作作業も快適に行なえるとする。各ドライバには防磁対策を施している。
軸上やスピーカー周囲360度の直接音や反射音、残響音場など72の測定を実施し、出力性能を最適化した独自のLSR(Liner Spatial Reference)設計を採用。設置する部屋の形状・容積が異なる場合でも正確なモニタリングが可能としている。
4次リンクウィッツ・ライリーのアクティブクロスオーバーと、クラスDアンプを組み合わせたバイアンプ構成。高域(4.4kHz)と低域(115Hz)のそれぞれのレベルを±2dB変更できるTRIMスイッチを搭載し、設置環境や音源に応じて周波数特性を微調整可能。全体の音量レベルは21段のクリック付き。電子バランスの入力は、感度を+4dBuと-10dBVで切り替えできる。入力端子はバランス(XLR)と標準フォン(3ピン)。
LSR305 | LSR308 | |
---|---|---|
ユニット構成 | ウーファ:130mm ツイータ:25mm | ウーファ:200mm ツイータ:25mm |
再生周波数帯域 | 43Hz~24kHz | 37Hz~24kHz |
最大音圧レベル | 108dB | 112dB |
クロスオーバー周波数 | 1,675Hz | 1,800Hz |
出力 | 41W×2ch | 56W×2ch |
入力感度 (-10dBV) | 92dB | |
最大入力 (+4dBu) | +23dBu | |
消費電力 | 15W | 20W |
外形寸法(mm) (幅×奥行き×高さ) | 187×242×298 | 257×300×423 |
重量 | 4.9kg | 8.8kg |