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美貴本、Reconのスノボ対応ウェアラブル端末「SNOW2」
スマホの通知や音楽再生操作対応。滑走速度/ジャンプ分析も
(2014/2/6 14:01)
美貴本は、カナダReconInstruments製のAndroid搭載スポーツ向けヘッドアップディスプレイ(HUD)「SNOW2」を2月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は52,500円前後。
スノーボードやスキーなどでの利用を想定した、Androidベースのウェアラブル端末。単眼の液晶マイクロディスプレイを備え、1.5m先に14型相当の映像を視認できる。GPSや加速度センサー、ジャイロスコープ、温度/気圧計、高度計などを搭載し、別売の専用ゴーグル「ReconReadyゴーグル」に装着することで、滑走のスピードや、高度、ナビゲーション情報などを片側の目で確認できる。IP65防水に対応。ReconReadyゴーグルは、UVEX/Alpina/Briko/Scottの各メーカーが発売している。
ディスプレイの解像度は428×240ドット。視野角は垂直8度/水平6度。色深度は16bit。明るさとコントラストの調整も行なえる。無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)と、Bluetooth 4.0(SPP/VDP)に対応し、スマートフォンと接続して通話の通知やSMSを表示できるほか、スマホの楽曲再生操作なども行なえる。iOS 6.0以降のiPhone 4S/5/5s/5cや、Android 2.3.5以降に対応する「Recon Engageアプリ」を使って連携可能。
ゲレンデや大自然などでのジャンプ分析データから滞空時間を表示したり、滑走ごと/日単位/シーズン全体で、滑走した高度差を記録追跡することなど可能。内蔵高度計で1m単位の高度を測定できる。また、GPSとゲレンデ情報のデータを利用して、初めての場所でも簡単に滑走コースを探し出せるという(対応ゲレンデのみ)。「バディトラッキング機能」により、家族や友人の居場所を検索することもできる。
AndroidベースのReconOSを搭載。デュアルコアCPUのARM Cortex A9(1.0GHz)を搭載したOMAP 4と、1GB DDR2 SDRAM、2GBフラッシュメモリを内蔵する。電源は1,200mAhのリチウムポリマー充電池で、約6時間動作する。重量は約65g。