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RME、ハイエンドFireWire/USB 2.0オーディオ「Fireface 802」を発表

Fireface 802

 シンタックスジャパンは、RMEのFireWire/USBオーディオインターフェイスのハイエンドモデル「Fireface 802」を発表した。ドイツフランクフルトで開催されている楽器関連の展示会「musikmesse 2014」にあわせて発表したもので、価格は未定。日本では近日発売予定としている。

 2004年に発売されたFireWireオーディオインターフェイス「Fireface 800」の設計を引継ぎながら、RMEの最先端技術を融合したという製品。30チャンネルずつのオーディオ入出力と、ハイエンド・マイクプリアンプ、リファレンスクラスのDAC/ADC、192kHz対応のエフェクト処理などの基本性能を備えている。

 1Uラックマウントサイズで、USB 2.0とFireWireのいずれも独自のドライバを搭載し、WindowsとMacのいずれも低レイテンシーを実現。対応OSはWindows Vista/7/8以降とMac OS X 10.6以降。

Fireface 802前面
背面

 30入力/30出力のオーディオ入出力を装備し、最大で12chのアナログ入力と18chのデジタル入力を30トラックへ個別レコーディング可能。192kHz対応のAES/EBUや、2系統のADAT端子(1系統はS/PDIF兼用)、ワードクロック(BNC)、MIDIなどを装備する。全機能がクラスコンプライアントモードで使用可能で、TotalMix for iPadを利用して、iPadからのコントロールも行なえる。

(臼田勤哉)