ティアック、幅182mmのハイレゾマイクロコンポ「HR-S101」

　ティアックは、ハイレゾ対応の小型コンポ「HR-S101」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は46,000円前後。

HR-S101

　PCM 192kHz/24bit対応のUSB DACやアンプを備えたコンパクトなメインユニット「AI-101DA」と、ステレオスピーカーで構成するマイクロコンポ。Bluetooth Ver.3.0にも対応し、コーデックはSBCに加えaptX/AACもサポートする。

メインユニット「AI-101DA」

　USB DAC内蔵プリメインアンプ「AI-501DA」や、「AI-301DA」など、同社小型コンポの系譜で入門シリーズと位置づけられ、横幅182mmという小型なメインユニットが特徴。USB DACのDACチップはTI/バーブラウンのPCM1796で、DSDには対応せず、PCMに特化。最高192kHz/24bitまでのハイレゾオーディオ信号をUSB経由で入力できる。USBはアシンクロナスモードで動作する。

　パソコン用の再生ソフトウェア「TEAC HR Audio Player」もダウンロードで提供。WindowsやMacintoshから再生できる。対応OSはWindows Vista/7/8/8.1と、Mac OS X 10.7/10.8/10.9。

　26W×2chのClass-Dパワーアンプを搭載し、小型化とファンレス化を実現。DSPも内蔵しており、小音量時でも迫力ある重低音再現を行なうという。USBのほか、光デジタル音声入力×2、アナログ音声入力(ステレオミニ)×1も装備。光デジタル入力は96kHz/24bitまで対応。前面には100mW×2chのヘッドフォン出力(ステレオミニ)を、背面にはサブウーファプリアウトを装備する。

背面

　メインユニットのキャビネットはアルミ製。消費電力は28W。外形寸法は182×191×53mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.2kg。テレビなど接続機器の電源ON/OFFに連動する機能や、オートパワーオフ機能も備えている。縦置きにも対応する。

　セットのスピーカーは2ウェイで、2cm径ソフトドームツイータと7cm径ウーファで構成。エンクロージャはバスレフ式で、天然木突板仕上げ。入力感度は87dB/W/m、インピーダンスは4Ω。外形寸法は116×167×182mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.7kg/1台。