ニュース

B&W、MicroMatrix構造で約4万円のポータブルBluetoothスピーカー「T7」

 ディーアンドエムホールディングスは、Bowers & Wilkins(B&W)のポータブルBluetoothスピーカー「T7」を11月25日に発売する。価格は39,900円。

ポータブルBluetoothスピーカー「T7」

 Bluetooth受信が可能なポータブルスピーカー。プロファイルはAVRCP 1.4、A2DP 1.2、GAP、SDAP、DIPに対応。コーデックはSBC、aptX(Low Latency)、aptX、AACをサポートする。ステレオミニのアナログ入力も装備する。

 最大の特徴は、リファレンス・スピーカーの800 Series Diamondで使われているMatrixの内部補強構造をベースに、次世代自動車用オーディオのコンセプトの一環として開発された「MicroMatrix」ハニカム構造を採用している事。筐体やユニットのプラットフォームの剛性を高めている。

「MicroMatrix」ハニカム構造を採用している

 50mm径ユニットを2基搭載。振動板には、上位モデルと同様のグラスファイバーコーンを採用している。

 低域の再生能力を高めるために、フォースキャンセリング高出力低域用ラジエーターも2基搭載。音量最大時でも共振や異音を発生させないとする。周波数特性は58Hz~19KHz、周波数レンジは50Hz~21kHz (-6dB)。

 DACやデジタル信号処理回路も搭載し、音楽や音量を問わず、サウンドをコントロールできるという。アンプ部は、2基のフィルタレスD級アンプを採用。アンプの出力は12W×2ch。

上部のコントロール部
背面。アナログ音声入力も備えている

 シンプルなデザインのインターフェイスを採用。ボタンやフィードバックを最小限に抑えながら、製品の基本的な使い方をサポートすることをコンセプトにしたという。

 リチウムイオンバッテリを搭載。消費電力は37W、待機消費電力は0.141W。スリープ時消費電力は0.317W。外形寸法は210×54×114mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は940g。

(山崎健太郎)