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ASUS、低反射パネルで「黒を濁らせない」有機ELゲーミングモニター
2025年10月27日 16:00
ASUS JAPANは、ゲーミングブランドのRepublic of Gamers(ROG)より、従来モデルから反射を約38%低減するという「TrueBlack光沢有機ELパネル」を世界初採用した32型の4Kゲーミングモニター「ROG Strix OLED XG32UCWMG」と「ROG Strix OLED XG32UCWG」」を、10月31日に発売する。価格はオープン、市場想定価格はROG Strix OLED XG32UCWMGが169,920円前後、ROG Strix OLED XG32UCWGが151,920円前後。
2モデルの大きな違いは対応リフレッシュレートで、ROG Strix OLED XG32UCWGは4K最大165Hz、フルHDモード最大330Hzに、ROG Strix OLED XG32UCWMGは4K最大240Hz、フルHDモード最大480Hzに対応する。
両モデルとも32型のWOLED(白色有機EL)パネルを採用し、0.03msの応答速度を実現している。解像度は3,840×2,160ドット/4K。
パネルはROG専用に開発された「TrueBlack光沢有機ELパネル」で、ゼロヘイズの光学層と高度な反射防止スタックを組み合わせることで、従来のグロスWOLEDパネルに比べて環境反射を約38%低減。「蛍光灯下やスタジオ照明下でも、黒を濁らせることなく純度の高い発色を維持する」とのこと。
「ASUS Clear Pixel Edge」アルゴリズムにより、文字や細線で発生しやすい色にじみを補正し、オフィス作業やクリエイティブ用途でも鮮明な表示を実現した。
プレイスタイルに合わせて4K高解像度モードと高速FHD(フルHD)モードを切り替え可能。「Extreme Low Motion Blur」(ELMB)や「OLED Anti-Flicker 2.0」技術により、可変リフレッシュレート使用時でも残像のないスムーズな映像を維持するという。
さらに、FPSタイトルなど競技シーンで活用できる「アスペクト比コントロール」機能も搭載。表示領域を24型/27型サイズに変えることもできる。
定期的なピクセルリフレッシュやイメージシフト、ロゴ輝度制限など、多層的なパネル保護を行なう最新の「OLED Care Pro」を搭載。ユーザーの離着席を検知する「Neo 近接センサー」も新たに採用し、離席時に自動で画面を暗転、ふたたび近づくと自動で瞬時に復帰する。
近接センサーの検知距離はOSD上でカスタマイズ可能。両モデルとも3年間の焼付き保証が付帯する。
従来比で約60%小型化された新開発の超コンパクトスタンドを採用。チルトやスイーベル、高さ調整に対応し、快適なポジションで使用できる。専用ソフトウェア「DisplayWidget Center」では、画質モードの切り替えやファームウェア更新、Auto KVM設定などをワンクリックで操作可能。
入力はHDMI 2.1が2系統と、DisplayPort 1.4 DSC×1、USB-C(DP Alt Mode)×1。3.5mmステレオミニのヘッドフォン出力を備えるが、スピーカーは非搭載。
外形寸法と重さは、2モデル共通で、71.4×27.4×57.9cm(幅×奥行き×高さ/スタンド含む)、重さは7.3kg。DisplayPortケーブルやマイクロファイバークロス、電源アダプター、電源ケーブルなどが付属する。




