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ボディ内光学式5軸手ブレ補正の「α7 II」に標準ズームレンズキット。約22万円

 ソニーは、35mmフルサイズセンサー採用のEマウントレンズ交換式カメラ「α7 II」に、28-70mmズームレンズをセットにした「ILCE-7M2K」を3月6日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22万円前後。

α7 II(ILCE-7M2K)
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSSを装着

 α7 IIは、フルサイズでは世界初となるボディ内光学式5軸手ブレ補正機能を搭載したミラーレスカメラで、本体の実売価格は19万円。α7をベースにしながら、光学式5軸手ブレ補正の搭載などにより、コンシューマからプロカメラマンまでを対象に、ブレ写真を減らし、新たな表現にチャレンジできるカメラとして訴求している。

 ILCE-7M2Kでは、α7 IIに小型軽量の標準ズームレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」をセットにすることで、「使用頻度の高い28mmから70mmまでカバーするため、日常のスナップからポートレート、風景まで幅広いシーンで撮影を楽しめる」としている。なお、セットレンズを単品でも「SEL2870」として販売されており、価格は59,800円。

 α7 IIの光学式5軸手ブレ補正は、静止画、動画の両方で利用可能。ブレに合わせてセンサーを動かし、シャッター速度最高4.5段分の補正を可能にする。5軸の内訳は、望遠撮影などの焦点距離が長い時に起こりやすい角度ブレ(ピッチ/ヨー)、マクロ撮影時など撮影倍率が大きくなると起こりやすいシフトブレ(X軸/Y軸)、夜景や動画撮影時などに目立つ回転ブレ(ロール)。様々なブレを5軸で検出して対応する。

(臼田勤哉)