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LTEカメラ「LUMIX CM1」がAndroid 5.0に。タイムラプス撮影も

 パナソニックは、LTE通信にも対応するコミュニケーションカメラ「LUMIX CM1」のOSを、Android 5.0にアップデートするソフトウェアを5月27日に提供開始した。3月2日に「5月中旬に提供する」と予告されていたもの。アップデートにより、タイムラプス動画の撮影が可能になる。動画撮影中のコンティニュアスAFの動作設定や、ギャラリーアプリの保存場所の表示機能なども追加される。

LUMIX CM1

 Android 5.0の新しいビジュアルスタイルが導入され、複数ユーザーでCM1を使える「マルチユーザー機能」なども追加。そのほか、ロック画面の解除方法やクイックメニューの表示方法が変更され、ロック画面には新たにメールなどの新着通知が表示されるようになる。パフォーマンスも改善されるという。

 アップデートの適用には、CM1の内蔵メモリに500MB以上の空き容量が必要。同社では、ファイルサイズが非常に大きいため、Wi-Fi環境でのダウンロードを強く推奨するとしている。microSDカードにアップデートファイルをコピーして更新することもできる。

 LUMIX CM1は、microSIMカードを採用したSIMロックフリー端末で、撮影した写真や動画をSNSなどにそのままアップロードできるのが特徴。1型撮像センサーとLEICA DC ELMARITレンズを備え、4K動画撮影にも対応している。

アップデート内容

  • カメラのタイムラプス動画撮影対応
  • 動画撮影中のコンティニュアスAFの動作設定を追加
  • ギャラリーアプリの保存場所の表示機能を追加
  • ロックの解除方法を変更(画面の任意の箇所から上方向にフリック)
  • ロック画面に新着メール等の通知を表示
  • クイックメニューの表示方法を変更(ステータスバーを2回下にドラッグ)
  • クイックメニューに「ライト」、「テザリング」を追加(ライト点灯中はカメラ起動不可)
  • マルチユーザー機能(microSDに保存したデータは全ユーザーが閲覧/編集可能)
  • Android4.4のライブ壁紙「マジックスモーク」、「ネクサス」、「水」を削除
  • 重要な通知のみ鳴動させる設定を追加

(庄司亮一)