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Cerevo、LiveWedge用Androidアプリのベータ版を提供開始

 Cerevoは30日、タブレットから操作可能なHDライブ配信機能搭載スイッチャー「LiveWedge(ライブウェッジ)」向けのAndroidアプリ(ベータ版)を公開した。Google Playから無料でダウンロード可能。対応機種は、7インチ以上のディスプレイとARMまたはx86のCPUを搭載した、Android 4.2以上の端末。同社では「Nexus 7」で動作確認している。

LiveWedgeのAndroidアプリ画面

 アプリはベータ版で、既に提供中のiPad向けアプリ(無料)に実装されているエフェクト機能の一部が利用可能。カット(クイックカット、マニュアルカット)やミックス(オートミックス、マニュアルミックス)、INPUT/OUTPUTの切り替えが行なえる。機能は順次アップデートで追加し、2015年内にはiPad向けアプリと同等の機能に対応する予定。

スイッチャーのOUTPUT画面
LiveWedge

 LiveWedgeは、4系統のHDMI入力を備えたビデオスイッチャー。HDMI 4系統の映像と、HDMIにAUX-IN経由の外部入力を加えた5系統の音声入力を操作可能。同社のライブ配信専用機器「LiveShell Pro」相当の配信機能を備え、720/30pのHDライブ配信と、映像スイッチングを1台で実現できる。SDカードスロットを搭載し、スイッチングした映像を録画することも可能。

(庄司亮一)