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BMW新7シリーズにB&Wのダイヤモンド・サラウンド・サウンドがオプション採用

 ハーマンインターナショナルは、英Bowers & Wilkins(B&W)の「ダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム」が、10月29日より発売の新「BMW 7シリーズ」にオプション採用されたと発表した。

 ハーマンとB&Wは、2008年4月にカーオーディオ事業におけるパートナーシップ提携。以来、自動車産業におけるブランドオーディオソリューションを両社共同で手がけてきたが、今回、両社の強みを融合させたコラボレーションをBMW 7シリーズで実現したという。

 BMWとハーマン、B&Wのエンジニアチームは、「アーティストと同じスタジオ空間にいるかのようなオーディオ・エクスペリエンスを生み出すこと」を目標とし、「ダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システム」を開発。B&Wのフラッグシップモデル「800ダイヤモンドシリーズ」で使用されたスピーカー技術が多く採用されている。

 フロントのツイーターには、B&W独自の「ダイヤモンド・ドーム・ツイーター」を採用。25mm径の人造ダイヤモンドツイーターを車室内の音響に最適な位置に3基配置することで、鮮明かつ生き生きとした高音域を再現する。25mmのアルミニウムツィータ×4も配置。ミッドレンジは、ケブラー素材の100mmドライバー×7、ウーファは217mm径ロハセル素材×2。

 16のスピーカーを精緻にチューニングし、Quantum Logicサラウンド・サラウンド・プロセッシングにより、車内のどこに座ってもリアルなサウンドを提供。出力1,400WのクラスDアンプを搭載する。

(臼田勤哉)