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ティアック、ワイドFM対応チューナ搭載の小型CDプレーヤー。USB DACアンプとマッチ

 ティアックは、コンパクトなコンポ「Reference301」シリーズの新モデルとして、CDプレーヤーとワイドFM対応のFMチューナをセットにした「PD-301」を12月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は42,000円前後。カラーはシルバー(S)とブラック(B)。

「PD-301」のシルバーモデル

 Reference 301シリーズの、USB DAC内蔵プリメインアンプ「AI-301DA」と組み合わせることで、「PD-301」でのCD再生やFMラジオのリスニングに加え、AI-301DAのUSB DACを使用したパソコンからのハイレゾ再生などが楽しめる、コンパクトなデスクトップオーディオシステムが構築できる。

「PD-301」のブラックモデル

 「PD-301」にはCDプレーヤー機能とFMチューナを搭載。CDドライブはスロットイン式で、MP3/WMAファイルを記録したCD-Rも再生可能。RCAのアナログ出力に加え、光、同軸デジタル出力も各1系統備えているため、CDトランスポートとして使うこともできる。

 前面にはUSB端子を備え、USBメモリに保存したWAV、AAC、MP3、WMAファイルの再生も可能。ただし、44.1/48kHz、16bitまでで、ハイレゾファイルは再生できない。DACは、バーブラウンの「PCM5142」。

USB DAC内蔵プリメインアンプ「AI-301DA」(右)と組み合わせた使用イメージ

 FMチューナはAMラジオの番組をFM放送の周波数で放送するワイドFM(FM補完放送)に対応。76~108MHzまでの受信が可能で、20局のプリセット機能も備えている。なお、FMラジオの音声をデジタル出力する事もできる。

 外装部品にはアルミ製パネルを採用。フルメタルシャーシによる堅牢な筐体は制振性を追求している。外形寸法は、215×232×61mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.1kg。消費電力は8W。リモコンも付属する。

背面

(山崎健太郎)