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レーザー光採用で20万円/20mの“フルスペック4K”HDMIケーブル。JVCプロジェクタ用

 JVCケンウッドは、JVCブランドのHDMIケーブル新製品として、4K/60p 4:4:4/24bitなどの“フルスペック4K”映像を20m伝送可能な「VX-HD1200LC」を4月上旬より発売する。価格は20万円。JVCの4K対応D-ILAプロジェクタ「DLA-X750R」と「DLA-X550R」の専用オプションとして販売する。

VX-HD1200LC

 長尺でも伝送ロスが少なく高速伝送が可能な光ケーブルと、安定性のあるメタルケーブルの長所を組み合わせたハイブリッド構造のHDMIケーブル。レーザー光を使用し、20mの長尺でも18Gbps伝送帯域信号の安定した伝送を実現。4K/60p 4:4:4/24bitや、4K/60p 4:2:2/36bit、4K/30p/4:4:4/36bit、4K/24p 4:4:4/36bitなどの“フルスペック4K映像”を忠実に再現できるという。なお、ARCやEthernetには非対応。

 20mの長尺としたことで、D-ILAプロジェクタの天吊り設置などにも対応可能。ケーブルの最小曲げ半径は57mm。ドライバ部は低消費電力設計を採用し、外部電源不要でHDMI端子からの給電のみで動作する。ソース側機器のHDMIからは5V/200mAの電力供給が必要。重量は約450g。出荷の最終工程で、18Gbps伝送の性能検査を行なっている。

DLA-X750Rなどの4Kプロジェクタ専用ケーブルとして販売

(中林暁)