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「ガンダムNT女子会」、“推しメン”とモビルスーツがカッコよく見える理由とは!?

1979年放送開始の「機動戦士ガンダム」を原点とし、広がり続けるガンダムシリーズ。その宇宙世紀シリーズ最新作にして、「機動戦士ガンダムUC」の“その先”を描く、「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」。全国90劇場でのロードショーが、11月30日からスタートしている。その公開を記念し、12月18日に新宿ピカデリーにおいて、「女同士で語ろう ガンダムNT女子会トークショー」が開催。ヒロインを務めた村中知と松浦愛弓の2人が登壇、女子目線からNTを語り尽くしたイベントのレポートが到着した。

「女同士で語ろう ガンダムNT女子会トークショー」が開催
  • 作品名:機動戦士ガンダムNT
  • 公開日:2018年11月30日
  • 全国90劇場でロードショー

公開後より、毎週火曜日に開催されているトークイベント「Narra-TALK」にミシェル・ルオ役の村中知、リタ・ベルナル役の松浦愛弓が登壇。同じく出演声優の綾見有紀が司会を務め、初の女性キャストのみ登壇のイベントがスタートした。

村中氏は「男性のお客様も多いですが、女子ってこういうこと喋ってるんだな~と思いながら楽しんでください。」と明るく挨拶。作品の楽しみ方について「モビルスーツ戦のかっこよさは、音楽も相まって否が応でも感じると思いますが、ヨナ、リタ、ミシェルたちの“相手のためを思っているのに伝えられない……”という複雑な感情の絡み合いだったり、人間のもがく姿に注目してほしい」と人間ドラマについても語った。

松浦氏は、「すごく絵が綺麗。戦闘中のシーンが一番おすすめです。感動しながら観てほしいですね」と、村中とはまた違った目線から楽しみ方を語った。

(C)創通・サンライズ

NTの推しメンを語るという、女子会らしいテーマでのトークも展開。ゾルタンが推しメンだという松浦氏は、「好きな理由はルックス。細身で色白、割と身長もあってツーブロック……そういう見た目が好きで、それに近いのがゾルタンだった」とベタ褒め。 「もう一人迷ったのはブリックで、爽やかでクールな大人の男性というイメージ」と語ると、主人公のヨナの名前が上がらないことに、村中氏が思わずツッコみを入れるシーンも。

(C)創通・サンライズ

そんな村中氏は、自身の推しメンはブリックだとし、「私の推しメンがなぜブリックなのかは、映画を観ればわかるはず」と劇中でのブリックと村中が演じるミシェルとの関係を示唆しながら語った。

(C)創通・サンライズ

また、ブリック以外にも気になる人物がいるそうで、「冒頭の頃に戦闘で大変なことになってしまって、残像を残して飛び散っていく男性サラリーマンのような人がいて、良い死に様なのですごく気になります」とマニアックな登場人物を挙げて笑いを誘った。

モビルスーツのかっこいいところや、かわいいところについて聞かれると、松浦氏は自身が演じたリタと関係の深いフェネクスを挙げ、「フェネクスの後ろに2本ついているしっぽの様なものが、戦っているときに鳥の羽のように滑らかに動いているところ。これがリタの髪の毛を表現していると聞いて、余計に好きになりました」と自身のモビルスーツへの愛を語った。

村中氏はモビルスーツについて「もちろん機体や装備などだけを見てもかっこいいのに、人間の欲望や感情が相まって、機体がよりカッコよく見える。乗り手とリンクして、その機体のイメージが変わっていくと思います」と女性ならではの目線でモビルスーツの魅力を分析すると会場からも納得の声が。

(C)創通・サンライズ
(C)創通・サンライズ

さらに、トークは数々あるガンダムグッズの話しに。ドアノブハンガーや豆皿などユニークなグッズが紹介される中、2人がグッズ化してほしいものとして、村中氏は「劇中に登場する思い出のペンダントが欲しいと思っていたら、実際にグッズ化されたので大変感激しております。今度はこの(ペンダントの)クリスタルがほしい」と、自身にとっても思い出深いアイテムを熱望した。

松浦氏は、「モビルスーツの着ぐるみ風のパジャマ」と答えると、村中氏も「それいいですね!」と大賛成。

(C)創通・サンライズ

最後に村中氏は、「様々のガンダムの名作に埋もれない、人間ドラマや音楽、モビルスーツの戦いのシーンなど、どれをピックアップしても引けを取らない作品になったと思います。一人でも多く、(ガンダムのこれからも続く)歴史の良い通過点として刻まれるといいなと思っています」と本作の想いを熱く語った。

松浦氏は、本作にリピーターが多いことに触れながら「色んな見方で何回も楽しんでください!」と明るくアピールし、大盛況の中イベントは終了した。

『機動戦士ガンダムNT』冒頭23分