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PayPayは5千円ヘッドフォンが狙い目! 手頃で音質も魅力の10機種
2019年2月22日 07:30
キャッシュレスが注目される中、広がりを見せるスマートフォン決済サービスPayPay。現在実施中の「100億円キャンペーン」を上手に活用すれば、手頃な価格のイヤフォン・ヘッドフォンがさらにお得に買える。「そろそろ新しいのを買おうかな」と思っていた人には絶好のチャンスだ。
イヤフォンやヘッドフォンの購入を検討する時、値段を問わずにとにかく音がとびきり良いものを買いたい人もいると思うが、先に使える予算を決めてそれに見合った製品を探す人も多いだろう。いわゆる「U5000」(5,000円以下)の価格帯には手頃で音も良い「コストパフォーマンスに優れた製品」が目白押しで、ひとつの指標といえる。
そして、現在PayPayが実施している第2弾100億円キャンペーン。PayPayで支払った額の最大20%が戻ってくる(※PayPay付与日は利用した翌月20日前後)という内容で、還元額の上限は1,000円相当/回。20%還元を受けられる支払方法は銀行からのチャージやボーナスで付与された「PayPay残高」と「Yahoo! マネー」限定となる。Yahoo! JAPANカードでは19%、その他のクレジットカードでは10%。
つまり、実店舗では「5,000円(税込)の買い物をPayPay残高で支払う」場合に20%還元の恩恵がフルに受けられる。5,000円のイヤフォンなら、実質4,000円で買えるわけだ。
逆に5,000円を超えた場合、例えば6,000円の20%だと1,200円だが1,000円上限にかかるので、結果として還元率は下がる(計算上は約16.7%)。フルで20%還元を受けるなら一度のPayPay決済で5,000円が最もお得になる。
今回はこれを踏まえ、5,000円以下で買えるイヤフォン/ヘッドフォンを10製品紹介する。なお以下の実売価格(税込・端数切り捨て)は、ビックカメラ.comと、イヤフォン・ヘッドフォン専門店の「e☆イヤホン」Web店舗の2月21日時点の表示を参考にした。いずれもWebではPayPay決済は使えないが、PayPayが利用できる実店舗で購入する際の目安にしていただきたい。また、行った先のお店でPayPayが使えるかどうか、購入時に確認しよう。
final E3000
価格:オープンプライス(実売:税込5,000円程度)
6.4mm径ダイナミック型ドライバー×1を搭載した、finalブランドのイヤフォン。ステンレス筐体で、音の特徴は「迫力のある低音と高い解像度を実現。ホールで聴いているような広いサウンドステージ」としている。
兄弟モデルとして、アルミ筐体の「E2000」(実売4,300円程度)や、“中学生のお小遣いでも買えること”を目指した「E1000」(同2,400円程度、レビュー記事はこちら)などがある。
intime 碧 -Light
価格:3,999円(税込)
10mm径のダイナミック型ドライバーとセラミックツイーターVSTを搭載したハイブリッドイヤフォン。「intime 碧」(’16年発売)の弟分にあたり、筐体にニッケルメッキを施した真鍮と樹脂素材を使って軽量化しつつ、音にも新チューニングを施した。再生周波数帯域は20Hz〜40kHz。
e☆イヤホンでは、左右の音を完全に分離して駆動することでクリアな音が楽しめる2.5mm 4極バランス接続対応の「intime 碧 -Light Balanced」(4,999円)を数量限定で発売。在庫状況など詳しくは店頭に問い合わせて欲しい。
茶楽音人 Co-Donguri Blass
価格:オープンプライス(実売:税込4,200円程度)
その名の通り、ドングリのような丸っこいデザインが特徴で、10mm径のダイナミック型ユニットを搭載。真鍮筐体で不要共振を抑え、「クリアで引き締まった低音を再現する」という。また独自技術の「トルネード・イコライザー」採用で高域のマスキング現象を抑え、10kHz以上の高域の伸びやかな再現を追求した。再生周波数帯域は5Hz~40kHz。
ケーブルとプラグをバランス接続に対応させたバリエーションモデル「Co-Donguri Balance 2.5mm 4極/4.4mm 5極」(実売各5,200円程度)も発売されている。過去のレビュー記事はこちら。
ZERO AUDIO CARBOi
価格:オープンプライス(実売:税込4,800円程度)
手頃な価格帯で良い音と、コスパの良さに定評のあるZERO AUDIOブランドのハイレゾイヤフォン。8Hz~70kHzの再生周波数帯域をカバーする小型ダイナミックドライバーを搭載。細く軽量な「i shape(アイシェイプ)」デザインの筐体はカーボンファイバーとアルミニウムを採用し、不要な振動を抑えてドライバーユニットの性能を引き出すという。
KINERA SEED
価格:4,990円(税込)
e☆イヤホンで独占販売されている、比較的新しいイヤフォンメーカー「KINERA」のハイブリッドイヤフォン。滑らかな曲線デザインのハウジングに、8mmのダイナミック型ドライバーとBAドライバーを各1基搭載。MMCX端子によるリケーブルにも対応する。再生周波数帯は20Hz~20kHz。
RHA S500 Universal
価格:4,800円(税抜)
小型のアルミ筐体を採用した、英RHAのイヤフォン。モデル140.1と名付けられたマイクロダイナミック型ドライバーを採用し、手頃な価格に抑えながらも高音質を追求した。再生周波数帯域は16Hz~22kHz。
Shure SE112-GR-A
価格:オープンプライス(e☆イヤホン実売:税込4,900円程度)
Shure「SEシリーズ」イヤフォンのエントリーモデル。ダイナミック型のMicroDriverによる「力強い低音を伴う優れたサウンド」と高い遮音性が特徴。再生周波数帯域は25Hz~17kHz。
KOSS PortaPro
価格:オープンプライス(実売:税込4,400円程度)
米KOSSのオープン型ヘッドフォン。1984年(日本では1988年)発売という息の長い製品だが、レトロなデザインが今も高い人気を集める。豊かでパワフルな中低音が特徴で、周波数特性は15Hz~25kHz。
iPhoneリモコン付きやBluetooth対応などのバリエーションモデルも、実売5,000円を上回るが用意されている。また、過去には筐体カラーがベージュの限定モデルも販売された(レビュー記事)。
オーディオテクニカ ATH-M20x
価格:オープンプライス(実売:税込5,600円程度)
レコーディングエンジニアなどプロ向けのオーディオテクニカ製モニターヘッドフォン「Mシリーズ」。5,000円を超えてはいるが、「プロの現場に耐えうる高音質」という、同シリーズで最も手頃な5,000円台で入手できるのが「ATH-M20x」だ。
密閉ダイナミック型で、CCAWボイスコイル採用の40mm径ユニットと楕円形状のイヤーカップを採用し、再生周波数帯域は15Hz~20kHz。ケーブルは片出し/3mで着脱はできない。
FiiO RC-BT
価格:オープンプライス(実売:税込5,900円程度)
FiiOのBluetoothケーブル「RC-BT」は、手持ちのMMCX端子を備えたイヤフォンをワイヤレス対応にする製品。Bluetooth 4.1に対応し、コーデックはSBCに加えてAACとaptXをサポート。連続再生時間は約10時間。ケーブルの途中にインラインリモコンを備え、スマホと連携してハンズフリー通話もできる。
e☆イヤホンでは通常5,400円で販売しているが、一部店舗ではPayPayで10%割引の4,860円で買えるキャンペーンを期間限定で実施中。対象店舗は大阪日本橋本店/秋葉原店/名古屋大須店/SHIBUYA TSUTAYA店。対象期間は5月31日までだが、PayPayキャンペーン第2弾が終わった場合は終了となる。