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米Amazon、スピーカーに話しかけて選曲・再生する音楽配信「Music Unlimited」

 米Amazonは12日(米国時間)、月額9.99ドルで、プライム会員は7.99ドルの定額制音楽配信サービス「Amazon Music Unlimited」をスタートした。音声操作対応のスピーカー「Echo」の契約者向けの月額3.99ドルのプランも展開。また、プライム会員は年間79ドル、ノンプライム会員は年間99ドルのプランも用意している。

Amazon Music Unlimited

 同社のプライム会員向け音楽配信サービス「プライムミュージック」の楽曲数は約200万だが、Music Unlimitedは、1,000万以上の楽曲や人力のプレイリストなどを用意した、より高付加価値な定額制ストリーミング音楽配信サービスとなる。

 最大の特徴は、Amazonが展開する音声対話対応のスピーカー「Echo」との連携。Echoは、Alexaと呼ばれる音声エージェント機能を備えているが、このAlexa/Echoを使って音声操作でMusic Unlimitedを楽しむことができる。

 例えばSiaの楽曲を聞きたいときには、「Alexa、play Sia(アレクサ、Siaを再生して)」とEchoに呼びかけると、Siaの人気楽曲のプレイリストを自動生成し、再生してくれる。楽曲名がわからなくても、「Green dayの最新曲」と英語で語りかければ、最新シングル「Bang Bang」を再生してくれる。また、曲名がわからなくて、1フレーズをAlexaに向かって歌うことで、その曲を探してくれる機能なども備えている。

Amazonのスピーカー「Echo」と「Echo Dot」

 Echoだけでなく、Fire端末やiOS、Android、Web、PC、MacなどのAmazonミュージックアプリから利用可能。

 家族6人まで利用できる「ファミリープラン」も近日中に提供予定。価格は月額14.99ドルで、年間149ドル。英国でも近日展開するほか、ドイツ、オーストリアでも年内にスタート予定。日本でのサービス開始時期については案内されていないが、日本にはEchoやAlexaも導入されていないため、近日中の日本展開の可能性は低そうだ。

 なお、Music Unlimitedの名称の定額制音楽配信サービスは、ソニーが2011年1月に開始したが、'15年3月にサービス終了。ソニーは、Spotifyと連携する「PlayStation Music」を展開している。