iPhone用のワンセグ遠隔視聴アプリ「TVモバイル」が公開

-自宅のワンセグチューナに外出先からアクセス


iPhoneでTVモバイルのダウンロードページにアクセスしたところ

1月7日公開

標準価格:1,000円
 (ダウンロード&試用は無料)

 iPhone 3G/3GSでワンセグ放送視聴と充電を行なう周辺機器「TV&バッテリー」。それを用いて、ワンセグの遠隔視聴を可能にする新アプリ「TVモバイル」が7日、App Storeで公開された。開発はソフトバンクグループのTVバンク。ダウンロードと試用(接続テスト用/30秒3回)は無料だが、継続使用にはアプリ内課金で1,000円支払う必要がある。iPod touchには非対応。

TV&バッテリー
 2009年12月に開発発表されていたアプリで、自宅に設置した「TV&バッテリー」から、インターネット経由でワンセグ番組を遠隔視聴(視聴時は無線LAN経由のみ)を可能にするもの。例えばホテルの無線LANから、自宅の「TV&バッテリー」にアクセスし、ワンセグを楽しむといった使い方ができる。

 既発売の「TV&バッテリー」は、ワンセグチューナを内蔵したバッテリと、iPhone 3G/3GS用の視聴アプリ「テレビ」で構成される製品で、チューナで受信したワンセグ放送を、暗号化を含む独自形式に変換して、無線LAN経由でiPhone 3G/3GS用に送信。専用アプリで視聴するという仕組み。新アプリの「TVモバイル」は、それをインターネット経由で行なうアプリとなる。

 視聴機能は「TV&バッテリー」とiPhoneを直接無線LANで接続した場合と同じで、チャンネル切り替えやiPhone内蔵メモリへの番組録画なども行なえる。視聴アプリは「テレビ」を使用。同アプリをバージョン1.40.01以上にアップデートしておく必要がある。

 なお、自宅の「TV&バッテリー」は常時受信状態で待機させておく必要があるため、ルータのUSBポートなどと接続し、USB給電させておく事が前提となる。

起動すると環境確認画面が表示される。無線LAN環境とTV&バッテリー本体、テレビアプリが必要ルータとTV&バッテリーが紐付けされ、設定が自動で行なわれているところ旅先などでTVモバイルを起動したところ。中央にある「リモートモード」を選ぶと、遠隔視聴モードとなるリモートモードからテレビを見るを選ぶと、テレビアプリが起動し、遠隔視聴できる


(2010年 1月 7日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]