ソニービルでBRAVIAを使用した3D映像体験イベント

-PS3による3Dゲームの試遊も。3月7日まで


期間:1月21日~3月7日

入場無料


 ソニーは、東京・銀座のソニービルにて、液晶テレビ「BRAVIA」などを使用して3D映像を体験可能な「ソニーの3Dワールド体感イベント」を1月21日より開始した。期間は3月7日までで、開催時間は11時から19時。入場は無料。

 同イベントは、3Dエンタテインメントの普及を目的としたもので、映画やゲーム、スポーツ、ドキュメンタリープログラムなどの3Dコンテンツの視聴、PS3による3Dゲーム、業務用ビデオカメラを用いた3D撮影などが体験できるものとなっている。

銀座のソニービル「ソニーの3Dワールド体感イベント」

 1階エントランススペースでは、3D動画が視聴可能な巨大な“箱”を展示。箱の一面にグラスが取り付けてあり、中で再生する3D映像コンテンツを視聴できる。映像は1分弱のものを1種類用意する。

1階エントランススペースに巨大な“箱”を設置。箱の中には3D映像が流れており、取り付けてあるグラス越しに、3D映像が視聴できる。

「BRAVIA」を利用した3Dコンテンツの視聴コーナー

 2階ショールームスペースでは、3D体験ゾーンを展開。入り口付近には、液晶テレビ「BRAVIA」を利用した3Dコンテンツの視聴コーナーを設置する。今回用意したBRAVIAは60型で、「2010 International CES」に出展した製品と同等のものという。日本における、3D対応BRAVIAの詳細については未定。3Dはフレームシーケンシャル方式で、アクティブシャッターグラスを使って視聴できる。

 コンテンツは映画「くもりときどきミートボール」の予告映像、FIFAが主催するサッカー国際大会のダイジェスト映像、旭山動物園の動物たちの映像などを用意。長さは1~2分程度で、スケジュールによって、コンテンツ内容が変わってくる。


「くもりときどきミートボール」の予告映像が流れていた視聴にはアクティブシャッターグラスを使用グラスは電池駆動。内側から電池を装着できる。スタミナは数十時間という

 PS3を利用した3Dゲーム体験コーナーも展開。3Dに対応した反重力レースゲーム「WipEout HD」(参考出品/発売未定/SCE)のデモ用コンテンツを用意し、アクティブシャッターグラスを掛けて3Dゲームを楽しめる。ゲームの視聴テレビも3D対応BRAVIA(52型)となっている。

 そのほか、業務用ビデオカメラを使った3D撮影システムを設置し、実際に3D映像の撮影体験が可能なコーナーも展開。2台のビデオカメラを使って3D撮影を行ない、その映像をリアルタイムでモニターできる。3D立体映像の原理紹介コーナーも用意する。

3Dゲーム体験コーナーゲームは「WipEout HD」(参考出品)。立体的で迫力あるゲームが楽しめる
3D撮影体験コーナー2台の業務用ビデオカメラを使って3D撮影。リアルタイムでモニターできる
3D映像原理紹介のコーナー2つのカメラで撮った映像を2台のモニターに映し出し、それをグラスを介して視聴するという仕組み

 また22日からは、ソニービル 8F コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)にて、3Dのハイビジョン映像を200型スクリーンで視聴可能な「OPUS 3Dハイビジョン・シアター」も実施する。期間は2月13日まで。上映時間は12時30分~19時。入場無料。

 上映作品は、「旭川市×ソニービル ハイビジョン旭山動物園」と「Sony Aquarium 2008」、「Sony Aquarium 2009」の3本。それぞれ約9分間の映像を3作品連続で上映する。

20日に発表された「BRAVIA EXシリーズ」の実機も展示。EX700ではLEDバックライトをアピールし、省エネ性能や薄さを訴求する。また新サービス「ネットチャンネル」などのアピールも行なっている

(2010年 1月 21日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]