ソースネクスト、DVDの1080p再生対応「PowerDVD EXPERT 3」

　ソースネクストは、DVDのアップスケーリング再生機能などを備えた再生ソフト「PowerDVD EXPERT 3」を7月2日に3,990円で発売する。2009年2月にサイバーリンクが発売した「PowerDVD 9 Standard」をソースネクストブランドで発売するもの。

　対応OSはWindows XP/Vista/7で、Windows 7の64bit版にも対応(WOW64にて32bitシステムとして動作)。

　再生対応メディアはDVDビデオやビデオCD、音楽CD。CPRMにも対応しており、デジタル放送を録画したディスクも再生できる。なお、Blu-rayの再生には対応しない。動画ファイルはMPEG、MP4、AVI、WMV、WMV-HD、ASF、VOB、DVR-MS、M2TS、DivX、MOVなどに対応。MP3、WAVなどの音楽ファイル再生にも対応する。

　「DVDをBDのような高画質へ変身させる」という「TrueTheater Technology」を備えているのが特徴。SD映像を1080pにアップスケーリング再生する機能や、フレームレートを60fpsや72fpsなど、自動で最適なものにコマ数を増やして滑らかな再生を行なう「TrueTheater Motion」、画面サイズに合わせてアスペクト比を自動調整する「TrueTheater Stretch」、色、コントラスト、明るさを自動調整する「TrueTheater Lighting」、バーチャルサラウンド機能の「TrueTheater Surround」で構成される。

　なお、NVIDIA CUDA、及びATI Streamのハードウェアアクセラレーターにも最適化されており、CPU負荷を軽減している。

　操作面では従来のUIに加え、リモコン操作に最適なシネマモードを装備。DVDの映像を仮想的に編集し、気に入った場面のみを再生する「MovieRemix」、所有するDVDのオリジナルデータベースを作成でき、レビューや評価が付けられる「ムービーライブラリー」も備えている。

　ほかにも、HDMI Ver.1.3への対応、ドルビーデジタル5.1ch音声出力のサポート、2カ国語の字幕の同時表示、デジタルズーム機能、ノートPCのバッテリ残量に応じて再生速度を調整する「ぴったり再生」などの機能も使用可能。