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3D対応テレビ所有者の75%が、コンテンツ不足などに不満

−GfK調査。非所有者の7割が「購入したくない」


 ジーエフケー カスタムリサーチ ジャパン(GfK)は1日、3D対応テレビに関する実態調査の結果を発表。所有者の満足度や、非所有者の今後の意向などをまとめた。

 調査は4月28日〜5月5日にインターネットで実施。対象は、3Dテレビ所有者の20代/30代/40代の男女298名と、3Dテレビ非所有者の男女296名。



■ 3Dテレビ所有者の75.5%が「コンテンツ不足」や「3Dメガネ」などに不満

3D対応テレビの75.5%が、3D視聴について何らかの不満を挙げた(出典:GfK)

 3Dテレビの所有者が観たことのある3D映像は、多い順に「映画、スポーツ等のDVD」(80.5%)、「3D対応ゲーム」(42.3%)、「3D専門チャンネル」(40.3%)などが続いている。3D映像を3D対応テレビで見る頻度は、「ほとんど毎日」(18.5%)、「週2〜3 回」(18.1%)など、過半数が週に1回以下で、購入者自身も「購入当初、考えていたよりも少ない」(53.4%)と答えている。

 視聴頻度が少ない理由には「3D対応のテレビ番組が少ない」(69.2%)、「3D対応の映画・映像のソフトが少ない」(59.1%)という答えが多いほか、「3Dメガネが重く、かけていてわずらわしい」(22.6%)、「3D映像に目が疲れたり、酔ったりする」(20.8%)などが挙げられた。

 3Dテレビの各機能への満足度について「不満」とする項目がなかった人は24.5%で、75.5%が何らかの不満を挙げている。

3Dテレビに対する不満の項目(出典:GfK)

 不満点は「見られる3D対応のテレビ番組の本数」(57.4%)や、「見られる3D対応映画の本数」(53.7%)などのコンテンツ不足と、「追加で購入できる 3Dメガネの価格」(52.0%)、「付属の3Dメガネの本数」(46.3%)の3Dメガネに対するもの。

 こういった不満点の中で、最も不満度の強いものとして挙げられたのは、前問では12位(29.2%)だった「3D映像を好きな姿勢で見られない」の23.5%だった。現状の3Dテレビの見方として「メーカーの推奨通りの距離で、正面から見ている」(84.9%) ことから、「寝転ぶなど、好きな姿勢で見たい」(70.1%)との意向を持っている。

 「3D映像を一緒に見たい人」については「一人で」(49.0%)が最多だが、「夫や妻と」(38.9%)、「家族全員で」(37.6%)、「子どもと」(29.9%)との回答も多く挙げられている。



■ 非所有者の7割が「購入したくない」。「価格」や「目への負担」などを重視

 3Dテレビ非所有者における3Dテレビへの関心度は「あまり関心がない」(38.5%)と「関心がない」(26.4%)の合計が64.9%。購入意向についても、「どちらかと言えば購入したくない」(39.2%)と「購入したくない」(31.1%)で、7割が“購入したくない”と答えている。

 購入する場合の重視点については「本体の価格が手頃」(87.5%)、「目への負担が少ない」(83.5%)、「3D映像がぼやけない」(82.1%)、「3Dメガネが軽い」(80.4%)、「自由な姿勢で見られる」(77.1%)、「3Dメガネが安い」(76.0%)などが多い。



(2011年 6月 1日)

[ AV Watch編集部 中林暁]