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コンテンツホルダ直営の映像配信「ボノボ」が'15年秋スタート

 映画、音楽、アニメ、テレビなどのコンテンツ事業者による任意団体「ジャパン・コンテンツ・グループ」が発足。JCGのプロジェクトとして、コンテンツ事業者直営の映像配信サービス「ボノボ」を今秋スタートする。

ボノボの事業イメージ

 JCGは、日本映画製作者連盟やモーション・ピクチャーズ・アソシエーション(MPA)、外国映画輸入配給協会、在京民放各社などの参加企業が集い、コンテンツに関わる消費者利益と事業者発展を目的とする団体。会長には日本映画製作者連盟の岡田裕介氏が就任する。

 JCGは、新しいメディアへの対応を映画業界各社で推進すべく発足し、その第1弾として映像配信サービス「ボノボ」を展開する。配信事業を直営とすることで、作品規模の大小にかかわらず、コンテンツホルダが主体的に「どうしたらコンテンツを見てもらえるか」を切磋琢磨するとしており、「映画に一番近いポータルサイトを目指す」という。詳細は未定だが、システム運用はパケットビデオが担当する。

(臼田勤哉)