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PC/スマホ画面をテレビに表示、USBキーボード操作可能なMiracast対応HDMIスティック

 Actiontec Electronicsは、パソコンやスマートフォン/タブレットの映像をテレビなどにワイヤレス表示できるHDMIスティック型Miracast/WiDiレシーバ「ScreenBeam Mini2 UIBC」を10月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8,780円前後。別売のワイヤレスキーボード/マウスによる操作に対応し、接続したスマホ/タブレットのタッチパネルを使わずに操作・入力が行なえるのが特徴。

ScreenBeam Mini2 UIBC

 HDMI端子を備えたスティック型の筐体に、無線LAN機能(IEEE 802.11 a/b/g/n)を搭載し、2.4/5GHzデュアルバンドに対応。テレビにHDMIで接続してMiracast/WiDiレシーバとして機能する。HDMI出力はフルHD対応で、HDCP 2.1以降の著作権保護コンテンツも表示可能。対応OSは、Intel WiDi Gen4/5/6対応のWindows 7/8.1/10搭載パソコン/タブレットと、Miracast対応でWindows 8.1/10またはAndroid 4.2/4.4/5.0搭載のタブレット/スマートフォン。iOSには対応していない。

 新たにWindows 10/Windows 10 MobileのMiracast UBIC(User Input Back Channel)機能をサポートし、レシーバを介したキーボード/マウスの操作・入力に対応。給電/USBホスト(OTG)対応のY字型ケーブルを同梱しており、USBドングル利用のワイヤレスキーボード/マウスをスティック型レシーバに接続できる。これにより、画面が小さくUSB端子を持たない小型のWindows 10タブレットやWindows 10 Mobile端末の画面をテレビなどに大きく表示し、Word/ExcelやWebブラウザなどを使った作業が行なえる。

ScreenBeam Mini2 UIBCとテレビ、パソコンやタブレットなどの接続イメージ

 WindowsとAndroid OS向けのユーティリティアプリ(無料)も用意。Miracast接続開始と同時に、HDMI-CEC対応テレビの電源をオンにするワンタッチプレイ機能、テレビの壁紙設定、画面調整機能などが行なえる。外形寸法は29.5×98×12mm(縦×横×厚さ)で、重量は39.5g。

(庄司亮一)