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JBL、空間サウンド進化、カスタマイズできるゲーミングヘッドセット「Quantum 950」など3モデル
2026年1月28日 16:24
ハーマンインターナショナルは、JBLのゲーミングブランド「JBL Quantum」より、“SOUND IS SURVIVAL”がコンセプトのゲーミングヘッドセット「JBL Quantum 950 WIRELESS」「JBL Quantum 650 WIRELESS」「JBL Quantum 250」の3モデルを国内で発売する。発売日と価格は後日発表。カラー展開はQuantum 950 WIRELESSがブラックのみ、ほか2機種はブラックとホワイト。
Quantum 950 WIRELESSはハイブリッドノイズキャンセリング(NC)に対応した最上位モデルで、2.4GHzワイヤレスとBluetoothのデュアル接続、USB Type-C to Type-C、USB Type-C to 3.5mmの有線接続に対応する。
2.4GHzワイヤレスのドングルを兼ねたベースステーションとバッテリーが2個付属。バッテリーはひとつをヘッドセットで使いつつ、もうひとつをベースステーションで充電することで、バッテリー切れの心配なくゲームに没頭できるという。
Quantum 650 WIRELESSは2.4GHzワイヤレス、Bluetooth、USB Type-Cの有線接続に対応したミドルレンジモデル。ノイズキャンセリングは非搭載で、2.4GHzワイヤレスとBluetoothの同時接続にも非対応。USB Type-Aの2.4GHzワイヤレスドングルが付属する。
Quantum 250は3.5mmステレオミニ接続にのみ対応した有線モデル。
3モデル共通の特徴として、カーボンダンピング振動板とネオジムマグネットを採用した高性能50mm径ダイナミックドライバーを搭載する。3モデルともハイレゾ認証を取得。マイクは着脱式ブームマイクで、従来モデルの4mmから6mmに大型化されたマイクカプセルにより、クリアな音声で通話できる。
装着面では、「ハンモック構造」と呼ぶメッシュ製ヘッドバンドと、密度が高くもっちりとした質感のメモリーフォームを使ったイヤーパッドにより、長時間でも疲れにくい快適さを実現した。
イヤーパッドはマグネット式で簡単に取り外せるほか、メッシュ製ヘッドバンド、イヤーカップ外側のカバーなども取り外せるため、パーツを交換することで長期間使用できるほか、カラーの異なるイヤーパッドを組み合わせたりすることでオリジナルモデルに仕上げることもできる。
なおイヤーパッドの表地はモデルによって異なり、Quantum 950 WIRELESSはPUレザー、Quantum 650 WIRELESSとQuantum 250はメッシュ。
アプリ「JBL QuantumENGINE」と連携できるのも特徴。サラウンドサウンドを楽しめる「JBL Quantum 空間サウンド」や、人気ゲーム向けに調整されたイコライザーなどを利用できる。
最上位のQuantum 950 WIRELESSでは、ヘッドトラッキング機能も利用でき、JBL Quantum 空間サウンドと組み合わせることで「究極の没入感」を楽しめる。
Quantum 950 WIRELESSのバッテリー駆動時間は2.4GHz+NC ONで約17時間、Bluetooth+NCを ONで約20時間(ともにバッテリー1個あたり)。
Quantum 650 WIRELESSは2.4GHz接続時で約45時間、Bluetooth接続で約60時間。充電時間は約3時間で共通。
格闘ゲーマー・sako、JBLヘッドセットは「“武器”として使えている」
28日には、メディア向けに製品発表会が行なわれ、JBL担当者は「人間の五感で優れているのは、一般的に視覚を言われていますが、危険認知能力は触覚や聴覚のほうが優れているという研究結果もあります」と紹介。ここに着目して「音響メーカーらしい音でアプローチして開発した」と新モデルを紹介した。
「そのコンセプトは“SOUND IS SURVIVAL”。(音が)生き残るための重要な要素となるゲームプレイの世界で、勝ち残るために開発したのがJBL Quantumシリーズです」
またJBL QuantumENGINEアプリで提供しているJBL Quantum 空間サウンドの制作には、「ハイペリオン」と呼ぶ高さ約6m、直径約4mの球体設備を活用したことも紹介した。
ハイペリオンは、JBLが約1年をかけてデザイン・調整したという360度の音を測定可能なシステム。JBLのリファレンスモニタースピーカー「705P」を34台、パッシブサブウーファー「SSW-2」を4基備えた構成で、このハイペリオンを使った測定・調整により、JBL Quantum 空間サウンドを作り上げたため、正確な定位感・高い没入感を実現したという。
JBL QuantumENGINEは、WindowsのほかmacOSにも対応。またワイヤレスヘッドセットなどと組み合わせる場合のみiOS/Androidアプリからも設定できる。
この製品発表会には、JBLがスポンサードしているeスポーツチーム「FAV gaming」の格闘ゲーム部門からsako、もけ(Moke)の2選手が登壇。発売に先駆けてQuantum 950 WIRELESSを使った感想を語った。sakoは「イヤーパッドを交換できることに驚きました。1日最低でも5~6時間ゲームをプレイするという生活を1年続けると、さすがに汚れが気になってくるので。そこを交換できるのは嬉しいです」とコメント。
また「(JBLのヘッドセットを)大会でも使っていますが、60分の1秒の世界で戦っているので音ズレはもってのほか。勝敗に関係する重要なポイントですが、JBLのワイヤレスヘッドセットは人間の耳では認識できないレベルの遅延しかないので安心して“武器”として使えています」と語った。
昨年FAV gamingに加入したもけも、「これまでイヤフォンを使うことが多かった理由のひとつが、ヘッドセットの締めつけ感が気になっていたところなんですが、Quantum 950 WIRELESSを使ってみたときに締めつけ感がまったくないところを気に入りました」と明かした。
「このハンモック構造が“魔法”ですね。着用感はしっかりあるのに、痛くならない、着けていてストレスないところが気に入っています」
サウンドについても「(これまで)聴こえなかった音が聴こえるようになることで、ゲームにおいて目印が増えるというか。それによってコンボのミスが減ったりする良さがありました。反応速度も目より耳のほうが早いので、格闘ゲームで能力値を向上させるには音も重要な要素なので、その面で頼りにしています」と語った。
そのほか発表会には、ゲーム配信などを行なっているタレントのRaMu、夫がプロゲーマーで自身もゲーム好きとして知られるタレントの倉持由香も登場。実際にQuantum 950 WIRELESSを装着して人気ゲーム「オーバーウォッチ2」をプレイして、定位感の良さやノイズキャンセリング効果の高さなどを体験していた。





















