「スカパー! HD」の録画機能提供が延期に
-当初は6月予定。新対応時期は20日頃発表
新提供日:未定 |
スカパーJSAT株式会社は、東経124/128度の通信衛星(CS)を利用したハイビジョン放送サービス「スカパー! HD」のデジタル録画機能「スカパー! HD録画」について、対応ファームウェアの公開時期を、従来予定していた6月から延期した。新しい対応時期については「6月20日頃にホームページに掲載する」としている。
延期の理由について同社は「より良い品質でご利用いただくため」としている。スカパー! HD録画は、スカパー! HD専用チューナのチューナ部の映像をネットワーク伝送して、外部のHDDで記録する機能。ホームネットワークに用いられるDLNAおよびDTCP-IP技術を用い、MPEG-4 AVC/H.264で放送されるスカパー! HD番組を対応LAN HDDやレコーダに記録する。
スカパー! HD録画対応機器用のロゴマーク | スカパーブランドのSTB「SP-HR200H」 | ソニー製のSTB「DST-HD1」 |
スカパー! HDの放送は2008年10月から開始されているが、スカパー! HD録画の対応時期については2009年6月と発表されていた。
対応機器は、スカパー! ブランドのSTB「SP-HR200H」、録画機器としては東芝のDVDレコーダ「VARDIA」のRD-X8/S503/S303や、バッファロー/アイ・オー・データ機器のLAN HDDの一部機種などが発表/発売さている。これらの機種での録画対応は、いずれもバージョンアップでの対応となる。
(2009年 6月 9日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]