ソニー、NEX-5/3のAマウントレンズAF対応は14日に

　ソニーは、デジタル一眼カメラ「NEX-5」と「NEX-3」のファームアップデートを、10月14日の13時より開始すると発表した。

NEX-3(左)とNEX-5(右)

　アップデートにより、別売マウントアダプター「LA-EA1」を介してAマウントレンズを装着した際のオートフォーカスに対応する。両機種へのアップデートは10月中旬に行なうと予告していた。なお、ハンディカムの「NEX-VG10」においても同様のアップデートを11月中旬に予定している。

　Eマウント方式のNEXシリーズでAマウントレンズを使用する場合は、これまで静止画/動画ともにMFのみだったが、今回のアップデートによりAFにも対応。動画はシャッター半押しでAFが動作する。静止画はマルチ/中央/スポットのAF設定が可能なほか、顔検出AFも利用可能となる。対応レンズは「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」など14製品で、アップデート内容の説明ページで案内している。

　なお、Aマウントレンズ装着時のAFは約2秒～約7秒(同社測定)で、Eマウントレンズ装着時より遅くなるという。また、マウントアダプタ「LA-EA1」のファームアップデートも必要となる。

　上記以外にも、NEX-5/3のアップデート内容として、設定した絞り値で動画撮影が行なえる機能が追加。「iAuto(おまかせオート撮影)モード＋背景ぼかしコントロール」や、「絞り優先モード」において、直前の絞り値を保持したまま動画撮影が可能となる。

　さらに、操作系の改善も行なわれている。使用頻度の高い機能を即座に操作できるように背面のソフトキーを設定できるカスタマイズ機能を採用するほか、メニュー画面の第2階層の最上段→最下段、最下段から最上段へのカーソル回り込みや、最後にカーソルがあった項目の記憶などが可能になる。また、MFアシスト機能では、拡大表示の初期位置が変更される。

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　なお、同社はNEX-3の女性向けカラーとして、ピンクモデルを追加することも発表。ダブルレンズキット「NEX-3D」(P)として11月19日に発売し、価格はオープンプライス/店頭予想価格8万円前後。アクセサリにも同色のピンクが追加される。

追加されるピンクモデル	アクセサリ類にもピンクを追加