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パナソニック、デジタル5チェンジャー搭載オーディオ
ホルン型のハイレゾ対応CD一体型「SC-RS75/RS55」
(2016/4/11 13:30)
パナソニックは、ハイレゾ対応のCD一体型オーディオシステム「SC-RS75」、「SC-RS55」を5月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はSC-RS75が5万円前後、SC-RS55が36,000円前後。
良い音とデザインの両立を目指したという新オーディオシステムで、ハイレゾミニコンポの新ラインとして「RSシリーズ」を展開する。SC-RS75は、ネットワークオーディオ機能「サウンドジャンプLink」対応の上位モデルで、カラーはホワイト(-W)のみ。SC-RS55はネットワーク機能が省かれており、ブラック(-K)/ウォームゴールド(-N)の2色を用意する。
ハイレゾ対応の一体型オーディオ
CDプレーヤー、USB、Bluetooth、FM/AMラジオなどを搭載し、ハイレゾ対応のスピーカーを搭載した一体型オーディオシステム。SC-RS75のみ、ネットワークオーディオ機能「サウンドジャンプLink」を搭載。同機能とカラー以外の主な仕様は、RS-RS75/55ともほぼ共通となっている。
コンパクトな一体型ボディながら、ハイレゾ再生に対応。ユニットは竹素材を採用した6.5cmフルレンジのナノバンブースピーカーと、50kHzまでの再生に対応した14mmのドームツイータによる2ウェイ構成で、ボディ内をうねるように音導管を配して、長さを確保した「ツイステッドポート」により、低域再生能力を強化している。
アンプは独自の「LincsD-AMP III」で、出力は20W×2ch(8Ω)。再生周波数帯域は41Hz~50kHzで、ハイレゾ再生に対応。USBメモリやネットワーク経由(SC-RS75のみ)のハイレゾ楽曲再生が行なえる。対応ファイル形式は、192kHz/24bitまでのFLAC、WAVと、AIFF、MP3、AAC。
4GBメモリにお気に入りCDを取り込み「デジタル5チェンジャー」
本体には4GBのメモリを内蔵し、CDリッピングに対応。本体上部の5つの「お気に入りボタン」にお気に入りのアルバムを登録できるため、CDチェンジャー的に利用できる「デジタル5チェンジャー」として訴求している。CDをWAV形式でそのまま録音できるほか、MP3形式での録音にも対応する。
お気に入りボタンには、CDだけでなくラジオやインターネットラジオ(SC-RS75)のみも登録できる。Bluetooth(A2DP/AVRCP)やAM/FMチューナ、ヘッドフォン出力端子も備えている。
ホルンをイメージしたボディデザインを採用。小型のボディも特徴で、外形寸法は450×245×107mm(幅×奥行き×高さ)。大手家具メーカーのリビングラックでは奥行きが短いものが多いため、SC-RS75/55においても奥行きを250mmまで削減。また、高さもCDジャケットより小さく125mmとするなど、リビング家具との調和を目指したという。重量はSC-RS75が約3.4kg、SC-RS55が約3.1kg。