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ソニーは、東京・銀座の「ソニービル」ショールームエリアをリニューアル、6月3日よりオープンする。 今回のリニューアルでは、同社のハイビジョン製品群の連携を強調した展示を行なうことで、テレビだけでなく、ビデオカメラや録画機器などあらゆる機器のハイビジョンへのリプレースを訴求するのが狙いとなる。 そのために、各階に通常の展示エリアとは別に、相談や確認などが行なえるように青いガラスで仕切ったコンサルティングエリアを設け、各階ごとに的確なアドバイスがもらえるという。
リニューアルされたのはソニービルの2階から4階の3フロアを螺旋階段で繋げたショールームエリア。 4階は映像関連エリアで、入ってすぐのBRAVIAフロアでは、ハイビジョン対応液晶テレビ「BRAVIA」などを展示。実際の映像を確認できるだけでなく、BRAVIAの高画質化回路の効果をチェックするため、他社の液晶テレビと並べて同じ映像を表示して比べるデモなどを行なっている。 並びには、ハイビジョン番組録画対応のHDDレコーダー「スゴ録」シリーズ各モデルを展示。使い勝手などを確認できる。
その他にも4階には、Blu-ray Discの映像を体験できるハイビジョンシアターを設置。北米仕様のBDプレーヤー「BDP-S1」を用意してBD-ROMの映像再生を行なう。映像はソニー製プロジェクタ「VPL-VW100」で投映。映像だけでなく音響についてもソニー製のAVアンプやスピーカーを備える。Blu-ray Discについての解説も充実しており、その仕様や内部のピックアップ部の作り、さらに実際にBlu-ray Discのレーザー光を見ることができる。
3階は自分で映像を撮影したり編集するためのエリアで、デスクトップ/ノートPC「VAIO」及びハンディカムを展示する。HDVハンディカム「HDR-HC3」で撮影した映像をVAIOで編集、最終的にBD-R/REメディアに出力するといった使い方を提案していくという。 フロアの各所にBlu-ray Discドライブを内蔵したVAIO各モデル、各種ハンディカム製品を展示。VAIOのコンサルティングエリアでは、実際にソニーのスタッフがHDVハンディカムで撮影した映像をVAIOで編集、BDAV形式で書き出して作成したというBD-Rディスクの映像を視聴するデモを行なっていた。その奥ではロケーションフリーを使用してPSPでテレビを見るデモも用意する。 ハンディカムのエリアでは、通常のハンディカムとHDVハンディカムでの画質の違いをチェックするため、それぞれのカメラが同じ被写体を撮影、カメラの映像を液晶に表示して比較するデモを行なっている。また、HDVハンディカム「HDR-FX1」を用意して、撮影を体験できるコーナーも設ける。 そのほか、3階には同社のノートPCのカスタマイズが店頭で行なえる「VAIO OWNER MADE」カウンターも設ける。
2階は、デジタルカメラの「サイバーショット」シリーズや音楽関連機器のエリアとなる。先日発表された新型の「ウォークマン E」シリーズのほか、既存モデルが一通り利用可能な状態で展示されているほか、同社の発売するモニターヘッドフォンや耳栓型ヘッドフォンなどを聴き比べることの出来るコーナーも用意。 また、その他の音楽機器をまとめて展示するエリアを用意。手回しラジオ「ICF-B01」やCDラジカセ「CFD-A100TV」、AM/FMラジオ機器などのほか、Hi-MDウォークマン、CDウォークマン、携帯電話などを展示。リニアPCM録音対応のHi-MD「MZ-RH1」やリニアPCMレコーダ「PCM-D1」などの録音機器類も展示されていた。
□ソニーのホームページ ( 2006年6月2日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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