アニメ「プラネテス」が9月25日にBlu-ray BOX化

-6枚組で52,500円。音声を5.1ch化しBD用新特典も


※ジャケットとは異なります
(C)幸村誠・講談社/サンライズ・BV・NEP

9月25日発売

標準価格:52,500円

  バンダイビジュアル株式会社は、アニメ「プラネテス」を9月25日にBlu-ray Disc BOX化する。価格は52,500円。片面2層メディア6枚組となっている。タイトルは「プラネテス Blu-ray Box 5.1ch Surround Edition」。主な仕様は下表の通り。

 

タイトル仕様音声品番価格
プラネテス
 Blu-ray Box
 5.1ch Surround Edition
片面2層×6
本編650分
特典約130分
16:9
1080i
MPEG-4 AVC
(1)日本語
 (ドルビーTrueHD 5.1ch)
(2)日本語
 (リニアPCMステレオ)
BCXA-018152,500円

 

ロゴマーク

 全26話を16:9の1080iで収録。映像フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264。本編の収録時間は650分。さらに、約130分の特典映像を収めている。BD-BOXの特徴は、谷口悟朗監督の総監修のもと、従来のDVDではドルビーデジタルステレオだった音声を5.1ch化したこと。効果音がリニューアルされたほか、一部再アフレコも行なわれている。5.1ch音声はドルビーTrueHDで収録する。なお、ステレオ音声もリニアPCMで収めている。

 音声特典として、出演の田中一成、雪野五月、そして谷口監督による新規コメンタリーを2話分、PinP(子画面表示)で収録。さらに、BDビデオ用に作られた新特典映像として、「田中一成 presents 筑波宇宙センター音響取材リポート」を収録。筑波宇宙センターのスタッフ取材を、ハチマキ役の田中一成が突撃リポートする。

 DVD版各巻に収録していた初回特典なども全て収録。オーディオコメンタリー5話分、オーディオドラマ(9話)や、オープニング素材集、ノンクレジットオープニング(11バージョン)とエンディング、ノンクレジットエピローグ、プロモーション映像集、コメンタリーボード、デジタルギャラリーに加え、DVD初回特典ブックレットを映像で収めている。

 また、BD-BOX用に16ページのブックレットも用意。BOXやインナージャケットはキャラクターデザインを担当した千羽由利子による描き下ろしとなっている。さらに、BDビデオ版ならではの機能として、本編のどのあたりを再生しているのかがわかるプログレッシブバー表示や、ブックマーク機能なども備えている。

 2003年にNHK BS2にて放送されたテレビアニメ。時は西暦2075年。宇宙ステーションや月面都市の建設が進み、宇宙は身近な存在になった。だが、それにともなって発生した宇宙のゴミ(デブリ)が旅客機に当たり、多数の死傷者を出す大惨事が発生。大きな社会問題になる。そんな最中、回収船「トイボックス」に乗り込み、デブリの回収に奮闘する人々のドラマを描く。

 リアリティ溢れる宇宙での生活や、その中で繰り広げられる密度の濃い人間ドラマが高い評価を得て、谷口悟朗監督の新境地となり、同作品のスタッフは後に「コードギアス」を手掛けていく。原作は、第33回星雲賞を受賞した幸村誠の同名コミック。声の出演は、田中一成、雪野五月、折笠愛、子安武人ほか。


 

(2009年 3月 27日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]