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TSUTAYA TVが4K映像配信トライアル開始。Microsoft Azureを採用

 TSUTAYAは、映像配信サービス「TSUTAYA TV」において、4Kテレビ向けの映像コンテンツ配信のトライアルサービスを11月9日から開始する。マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を全面的に採用する。

 トライアル配信の対象となるテレビは、LGエレクトロニクスの2016年モデルの4Kテレビで、4Kコンテンツの映像コーデックはHEVC/H.265。将来的には本格サービス展開に向けて、対応テレビの拡充を目指すという。

 TSUTAYA TVは、2015年8月末にサービスを一新。ネット宅配DVD/CDレンタルの「TSUTAYA DISCAS」と連動し、動画見放題+ネット宅配を実現した月額933円のサービスとして展開している。今回、この動画見放題サービスにMicrosoft Azure上のメディア配信基盤「Azure Media Service」を活用し、PCやタブレット、Android、iPhoneなどのスマートフォンといったデバイスの特性に合わせた配信を可能としている。

 今回のトライアルでは、Azure Media Serviceの4K映像エンコードと配信機能を使うことで、4Kにおいてもコンテンツの著作権保護機能や、マルチデバイス向けコンテンツ配信機能を低コストで実装できるため、追加料金なく4K対応を実現できたという。