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ケンウッド、7型液晶搭載でWAV/FLAC再生も可能な2DINカーオーディオ

 JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのカーオーディオ製品として、2DINサイズでDVD、CD、USBメモリ、iPodからの再生に対応し、WAV/FLACもサポートする3機種を2017年1月中旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、ディスプレイサイズが7型でBluetooth対応の「DDX6170BT」44,800円前後、Bluetooth非対応の「DDX6170」が42,800円前後、6.2型の「DDX3170」が32,800円前後。

左から「DDX6170BT」、「DDX6170」、「DDX3170」

 ディスプレイの解像度はいずれのモデルも800×480ドット。白色のLEDバックライトを採用し、新たにクリア抵抗膜パネルと組み合わせる事で、鮮やかでメリハリのある映像の再現を実現したという。

 ドライブ部は、音楽CD、DVDビデオの再生に対応。CPRM方式で記録された、デジタル放送の録画番組も再生可能。背面パネルにはUSB入力ケーブルや、ステレオミニのAV入力も備えており、iPhoneなどを接続する事もできる。

「DDX6170BT」

 Androidスマートフォンとも連携でき、Android OS 4.1の端末で、Android Open Accessory Protocol 2.0(AOA2)に対応した独自の無料アプリ「KENWOOD Music Play」を使い、スマホ内の音楽をUSB経由でカーオーディオから再生可能。アーティスト、アルバムなどの項目から選択・再生でき、アルバムアートの表示にも対応する。

 DVD-R/RWや、USBメモリに保存されたMPEG-1/2の動画ファイル、静止画ファイル、MP3/WMA/AAC/WAV/FLACの音楽ファイル再生も可能。ただし、WAVファイルの再生はUSBからのみとなる。

 24bitのDACを搭載。FM/AMチューナも搭載しており、ワイドFMもサポート。最大出力50W×4のMOS-FETアンプを採用。

「DDX6170」

 13バンドのイコライザや、座席に合わせて最適な音場が設定できる「タイムアライメント機能」や、ロードノイズなどでかき消されやすい小さな音や低音を補強する「Drive Equalizer」、小音量でも心地よい音を再生する「ラウドネス」も利用可能。映像出力端子とフロント/リア/サブウーファ(ステレオ)のプリアウト端子もリアパネルに備えている。

 「DDX6170BT」のみ、Bluetoothレシーバ機能を備え、ワイヤレスで対応スマホからの音楽伝送が可能。コーデックはSBC/AACに対応。独自の専用アプリ「KENWOOD Remote」を使い、スマホから各種操作や音質調整ができる。

 「DDX6170BT」と「DDX6170」には、最適な色再現を可能とする5段階の垂直視野角調整機能も装備する。

「DDX3170」