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パナソニック、4万円のUltra HD Blu-rayプレーヤー「DMP-UB30」

 パナソニックは、Ultra HD Blu-rayプレーヤーのエントリーモデル「DMP-UB30」を6月16日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。

DMP-UB30

 横幅320mmと小型かつ低価格化したUltra HD Blu-ray(UHD BD)プレーヤーのエントリーモデル。基本機能は'16年7月発売の「DMP-UB90」とほぼ同等で、UHD BDのほか、BD/DVDビデオ、BD-R/RE、DVD-R/RW、音楽CD、CD-R/RWなどの再生に対応する。

 UB90と新モデルUB30の主な違いは、外形寸法のほか、UB30はHDMI出力が1系統となること(UB90は2系統)。UB30はサイズの小型化に加え、動作の高速化も図られており、約1秒でトレイオープン/クローズ可能となった。また、出画時間も約30%短縮した。

 「4Kリアルクロマプロセッサ」により、パナソニックがこだわる色信号の高品位なアップサンプリングを実現。HDR方式は、HDR10とHLG(ハイブリッドログガンマ)に対応する。

 出力端子はHDMIと光デジタル。4K/60p/4:2:2/36bit出力や4K/60p/4:4:4/24bit出力にも対応。HDRコンテンツ再生時に、従来のテレビ(HDR非対応)に対しても、HDR感を残した高品位な映像を出力する「ダイナミックレンジ変換」に対応。HDRダイナミックレンジ変換画質の調整も行なえる。字幕の位置調整や輝度調整も可能。

DMP-UB30

 Ethernetを備えており、各種映像配信サービスに対応。NetflixやAmazonビデオは4K/HDR対応で、dTVも4K対応となる。Huluにも対応する。

背面

 ネットワークオーディオプレーヤー機能も搭載。「お部屋ジャンプリンク/ホームネットワーク クライアント再生」により、サーバーやUSBメモリ内のハイレゾ楽曲再生が行なえる。対応ファイル形式は5.6MHzまでのDSDと、192kHz/24bitまでの、Apple Lossless(ALAC)、WAV、FLAC、MP3、AAC、WMA。

 USB端子を備え、USBメモリに記録した4K動画(MP4形式、最大4K/30p、HDR、HEVC対応)の再生や、写真の4K出力も行なえる。

 消費電力は16Wで、待機時消費電力は約7W(クイックスタート[入])/約0.2W(同[切])。外形寸法は320×191×45mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.3kg。

リモコン

 なお、低価格なUltra HD Blu-rayプレーヤーとしては、ソニーも6月24日に「UBP-X800」(実売価格45,000円)を発売予定。

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DMP-UB30