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パナソニック、約5万円のベーシック機種で初のBluetooth対応ナビ「ストラーダ」

 パナソニックは、AV一体型カーナビ「ストラーダ」のベーシックモデルとして、7型ディスプレイの「CN-E300D」を8月初旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後。

AV一体型カーナビ「ストラーダ」のベーシックモデル「CN-E300D」

 ベーシックモデルとして初めて、Bluetoothに対応したのが特徴。スマートフォンなどとワイヤレスで連携し、音楽を再生できる。自動車メーカー純正のステアリングスイッチで、ボリューム調整や選曲などのオーディオ操作が可能。

Bluetoothに対応した

 CDプレーヤーも搭載。ただし、MP3/WMAを保存したCD-R再生には対応しない。ワイドFMに対応したAM/FMラジオを搭載する。

 ワンセグチューナも搭載。系列局/中継局サーチ機能を備え、長距離ドライブでも見たい番組を探すのが簡単だという。

ワンセグチューナも搭載

 7型ディスプレイの解像度は800×480ドット。LEDバックライトを採用し、抵抗感圧式アナログタイプのタッチパネルを採用している。

 搭載アンプの定格出力は18W×4、最大出力は50W×4。適合スピーカーインピーダンスは4Ω(4~8Ω使用可能)。

 ナビ機能では、新交通情報サービス「VICS WIDE」を標準搭載。従来はビーコンユニットを追加しなければ利用できなかった、渋滞回避ルート探索機能「スイテルート案内」にオプション無しで対応できるほか、大雨などの気象情報を受信し地図上に表示できる。

 内蔵のFM-VICSで受信した情報をもとに、渋滞している道路には赤やオレンジの矢印で混雑状況を表示。渋滞情報や通行止めなどの交通規制情報を取得した場合は、迂回ルートを再探索して案内する。

 ビル街や山間部での測位率向上のため、建造物や山などの影響を受けにくい国産の準天頂衛星「みちびき」の電波を利用。トンネルや高架下では、車の傾斜角や方位変化を検知する「3Dジャイロセンサー」や「車速パルス信号」により、現在地を高精度に測位する。

 8GB SSDを搭載し、地図情報を保存。住所地番検索は約3,820万件、周辺スポット検索は約340万件収録するほか、日本全国の各種施設や観光スポット情報などの情報も用意。目的地は住所や電話番号からだけでなく、自車位置周辺の主要施設や施設名称からも検索可能。施設名称の記憶があいまいでも、あいまいなワードからの検索で目的地を探せる「あいまい検索」を用意する。

ナビ画面