DAZN、英プレミアリーグを配信。欧州サッカー5大リーグが観戦可能に

　スポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」は、8月12日よりイングランド・Premier League(プレミアリーグ)の毎節最大5つの注目試合をライブ配信する。ドイツ、スペイン、イタリア、フランスの各国リーグ戦に加え、プレミアリーグも配信されることで、DAZNは欧州5大リーグが観戦可能な日本で唯一の配信サービスとなる。

　欧州5大リーグの中でも最も人気があるプレミアリーグは、攻守が速く切り替わり、激しいプレーが多く、運動量とフィジカルに優れた選手が多く在籍していることなどが特徴。各クラブは豊富な資金を基にして各国から優秀な選手を集め、多くのクラブで選手の多国籍化が進んでいる。

　世界最高峰と称される英プレミアリーグのクラブの中でも、サポーター数と実績の高さで「ビッグ4」とよばれる、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナル、チェルシーが、毎シーズン優勝争いを繰り広げてきた。近年では岡崎慎司選手所属のレスターが強豪を抑え2015-16シーズンを制覇。また、マンチェスター・シティとトッテナムの躍進も目立ち「ビッグ6」と形容されるなど、優勝争いが熾烈になっている。

　プレミアリーグにおける日本人は、昨シーズンは、サウサンプトンに所属する吉田麻也選手が安定したパフォーマンスを見せレギュラーポジションを確保。レスターの岡崎慎司選手もチームへの献身ぶりが評価されている。

　DAZNの海外サッカー配信は、2018-19シーズンからのUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップの放映権獲得に続き、プレミアリーグの放映が決定した。マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーといったビッグクラブの試合や日本人選手所属クラブの試合を中心に、毎節最大5試合を配信する。

　DAZNはサッカー、野球やバレーボール、格闘技など年間6,000試合以上を、ライブまたはオンデマンドで配信。テレビ、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機などのインターネットに接続されているデバイスで利用可能。月額料金は1,750円で、ドコモ契約者向け「DAZN for docomo」は月額980円。

　なお、ソフトバンクが運営する配信サービス「スポナビライブ」では、プレミアリーグの2017-18シーズンを全節、全試合ライブ配信するほか、スペインのラ・リーガ サンタンデールも全節/全試合をライブ配信することが決まっている。