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シネマカメラのC300も載る、ハンディ対応スタビライザー「Nebula 5100 Slant」

 ジュエは、最大3.2kgまでのデジタルカメラやシネマカメラを載せて動画撮影できる、米FILMPOWERの電動スタビライザー「Nebula 5100 Slant」を8月下旬より発売する。価格は128,241円。ジュエが日本総代理店として販売する。

Nebula 5100 Slant(カメラは付属しない)

 3軸電動スタビライザーで、「Nebula 5100」(4月発売/実売114,815円)から軸受け部分を短く斜めに変更。従来カメラの背面にあったジェネレーションモーターの位置が下がり、背面モニターを見やすくした。

 最大耐荷重は3.2kgに増え(Nebula 5100は2.5kg)、対応機種はソニーのα7S IIやキヤノン EOS 5D Mark IVなど。さらに別売の「Riser rail」(7,560円)を使うことで、EOS 1D X Mark IIや、デジタルシネマカメラのキヤノン C300/C100、ソニー PXW-FS5なども載せられる。

別売の「Riser rail」オプション

 すべての軸に新型エンコーダ内蔵の高トルクモーターを採用し、3軸無制限回転ができる「360° UNLIMITED ROTATION」に対応。低消費電力で精度の高いスタビライズができるとする。内蔵バッテリの稼働時間は8~10時間。

 ノーマル(倒立)、ハング(吊るす)、トーチ(前に突き出す)、ロールフォロー(斜め)の4つの撮影ポジションに対応。スタビライズモードは、フォロー(上下左右・回転に追従)/セミロック(左右の動きに追従)/ロック(上下左右・回転を固定)/ロールフォロー(回転に追従)の4種類。グリップ部分のジョイスティックでカメラの向きを操作でき、ワンキーでカメラが正面を向く「ONE KEY BACK TO THE MIDPOINT」も利用可能。

 グリップのRECボタンを押して録画開始できる「ONE CLICK TO RECORD」機能を搭載。ソニーα7シリーズのカメラで動作確認済み。

 筐体はアルミマグネシウムシリコン合金を採用したフルメタルボディ。バッテリが付属し、グリップの底面と上部側面には1/4インチのカメラ小ネジを備え、三脚への取り付けや、マイクやモニター、ライトなどアクセサリの設置に対応する。

製品内容
Nebula 5100 Slant without screen blocking: a 3-axis single handheld DSLR gimbal built in encoder