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SANSUI、真空管アンプ搭載のレトロなCD/Bluetoothコンポ。和紙素材スピーカー

 ドウシシャは、真空管アンプとデジタルアンプを搭載したSANSUIブランドのCD/Bluetoothオーディオシステム「SMC-300BT」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。

SMC-300BT

 真空管アンプとデジタルアンプを組み合わせたハイブリッドアンプを採用したCDメインユニットと、ウーファに和紙を使ったステレオスピーカーで構成するオーディオシステム。

メインユニットとステレオスピーカーで構成

 アンプはプリ部に真空管を使用し、「楽器演奏などに含まれる倍音効果が生まれる」としている。パワー部にはデジタルアンプを使用。「つややかで奥行きのある質感」と「ダイナミックで臨場感」の音質を実現するという。アンプ出力は定格30W×2ch。

 CDプレーヤーは音楽CDとCD-R/RW再生に対応。CD-DA形式のほかMP3やWMAを収めたディスクも再生できる。USBメモリなどのMP3/WMAファイルも再生できる。

 Bluetooth 4.0に対応し、スマートフォンなどの音楽もワイヤレスで受信可能。NFCでペアリングできる。プロファイルはA2DP/AVRCPに対応。音声コーデックはSBC。FMラジオも搭載し、FM補完放送(ワイドFM)にも対応する。

 スピーカーは2ウェイのバスレフ型。11cm径のウーファには、手抄き和紙の技術を応用した2重抄紙製法を採用。1枚の紙だが表面と裏面の性質が違う「W-RPMスピーカー」で、表面には、1万円札にも使われている和紙素材の三椏(みつまた)を使用し「中高音域で明るくハリのある中に艶やかさを持ち合わせた音質」、裏面は、しなやかで柔軟性の高いパルプ材を使用し「低音域で豊かで迫力ある音質」を実現するという。ツイータは3.8cm径のドーム型。

 本体にはレトロなデザインを採用。高音/低音独立コントロールや、5プリセットイコライザ、スーパーバス機能、ラウドネス機能などの音質調整が可能で、「70~80年代のコンポを意識した仕様」としている。

メインユニット部

 外部入力は2系統(RCA/ステレオミニ)を装備。ステレオミニのヘッドフォン出力も備える。外形寸法と重量は、メインユニット部が約250×243×146mm(幅×奥行き×高さ)、約2.7kg、スピーカーが約160×202×244mm(同)、約2kg。リモコンやスピーカーケーブルなどが付属する。