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ブルメスター、職人技によるハイエンドプリアンプ「088」。285万円

 ノアは、ドイツBurmester(ブルメスター)のハイエンドプリアンプ「088」を9月8日より発売する。価格は285万円。換装用オプションモジュールにより、フォノアンプやDAC追加が可能で、オプションモジュールの価格は各49万円。

Burmester「088」

 ドイツの技術者がハンドメイドで作り上げ、「職人技によるブルメスターサウンドを堪能できる」というプリアンプ。ブルメスターのピュアDCバランス・アンプ回路を採用し、左右独立のデュアルモノ構成で、最適なチャンネルセパレートを実現。伝統的な設計回路に加え、ブルメスター独自のX-AMP2テクノロジーにより信号系にカップリングコンデンサーを使用せず、Aクラス動作をさせるアンプ設計により、正確で歪みのない低域再生を可能とする。

 フロントパネルは、ラグジュアリー感ある極厚クロム仕上げを施しており、入力セレクタとボリュームは、大型ロータリーエンコーダを採用。音量調整は、ラッチ式のエンコーダにより、1dBごとに高精度抵抗器をリレー切り替え制御する60ステップの抵抗ネットワーク方式で、ノイズや小音量時のギャング・エラーを解決。電源ON/OFF用など、フロントパネルのトグルスイッチは、「極上なフィーリングを追求した」という。

フロントパネル部

 入力端子はバランス(XLR)×5とバランス(XLR)サラウンド×1。オプションモジュールの追加によりフォノ(MC/MM)、DAC(USB、S/PDIF)、ライン入力(RCA)のいずれか1系統を追加できる。入力毎に左右ボリュームバランスや、バランス入力の位相反転、初期ボリューム設定、入力感度などが設定保存可能。出力はバランスライン(XLR)×1、バランステープ(XLR)×1、ヘッドフォン出力(標準ジャック)×1。

背面

 周波数特性は10Hz~150kHz。入力インピーダンスは11kΩ(XLR)、出力インピーダンスは230Ω(XLR)。最大出力は23.7V。S/Nは107dB以上。消費電力は45W。外形寸法は482×345×95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9kg。システムリモコン「005」が付属する。