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オーテクからA2DC端子用バランスケーブル。4.4mm 5極と2.5mm 4極
2017年10月5日 16:05
オーディオテクニカは、同社のイヤフォンやヘッドフォンで採用している端子、A2DCに対応したバランスケーブル6モデルを一気に発売する。入力端子の違いで、4.4mm 5極と、2.5mm 4極の製品を用意。それぞれに、ヘッドフォン用とイヤフォン用、さらに耳掛け対応のイヤフォン用の3タイプを用意。合計6機種となる。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、4.4mm 5極のヘッドフォン用「HDC114A/1.2」が17,000円前後、2.5mm 4極ヘッドフォン用「HDC112A/1.2」が14,000円前後など。
いずれの製品もA2DCプラグを採用しているのは同じだが、プラグの根本部分の長さなどが異なり、接続した際の安定性や取り外しのしやすさなどの面で、ヘッドフォン用とイヤフォン用が分けられている。耳掛けタイプのケーブルには、フレキシブルワイヤーを採用しており、耳の形に合わせてフィットする。
推奨モデルは、4.4mm 5極のヘッドフォン用「HDC114A/1.2」と、2.5mm 4極ヘッドフォン用「HDC112A/1.2」がATH-SR9/ESW950/ES750。
イヤフォン向けの4.4mm「HDC214A/1.2」と2.5mm「HDC212A/1.2」が対応するのが、ATH-CKR100/CKR90/CKS1100。
耳掛けタイプの4.4mm「HDC314A/1.2」と2.5mm「HDC312A/1.2」の推奨機種がATH-LS400/LS300/LS200/LS70/LS50。
店頭予想価格は以下の通り。
- HDC114A(4.4mm 5極ヘッドフォン用) 17,000円前後
- HDC214A(4.4mm 5極イヤフォン用) 15,000円前後
- HDC314A(4.4mm 5極耳掛けタイプ) 16,000円前後
- HDC112A(2.5mm 4極ヘッドフォン用) 14,000円前後
- HDC212A(2.5mm 4極イヤフォン用) 12,000円前後
- HDC312A(2.5mm 4極耳掛けタイプ) 13,000円前後
オーディオテクニカのヘッドフォンやイヤフォンに最適な音質チューニングを行なったという、独自の導体構成を採用。ノイズに強くクロストークを抑えるバランス接続に対応する事で、「高純度かつ豊富な導体量により、音源を高解像度のまま伝送できる」とする。
導体の素材は、高純度銅線の6N OFC(99.99997%の無酸素銅)+OFC(同99.996%)を採用。撚り線構造によりノイズを低減している。
HDC114A/112Aには、絡みにくい布巻きシースを採用。HDC214A/314A/212A/312Aには、透過性PVCを使っている。