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GalaxyスマホをTVなどにHDMI接続し、パソコンのように使えるドック「DeX Station」

 サムスン電子ジャパンは、Galaxyブランドのスマートフォン「Note8」、「S8」、「S8+」を、パソコン用のディスプレイや、テレビなどとHDMIで接続し、スマートフォンをパソコンのようにマウスなどで操作できるようにする「DeX Station」を、11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,000円前後(税込)。

GalaxyスマホをTVなどにHDMI接続し、パソコンのように使えるドック「DeX Station」 「DeX Station」
「DeX Station」

 DeX Stationに、対応するGalaxyのスマートフォンを挿し込み、外部ディスプレイやキーボード、マウスなどを接続すると、パソコンのようにスマホを操作できる製品。テレビやPCディスプレイに表示する事で、「スマートフォン単体では煩雑な複数ドキュメントの同時作業やアプリの切り替えも、効率よく作業ができる」という。

 HDMIケーブルやマウス、キーボードは別売。マウスとキーボードはUSBかBluetoothで接続する。

GalaxyスマホをTVなどにHDMI接続し、パソコンのように使えるドック「DeX Station」 横から見たところ
横から見たところ

 対応するアプリであれば、ブラウザやアプリの表示サイズを自由に変更でき、「よりデスクトップパソコンでの作業に近い操作性を実現」したという。キーボードでのショートカットキーやマウスによるドラッグ&ドロップ、右クリック操作にも対応。「コンパクトでかさばらず持ち運びが便利なので、出張先や外出時にも適したデスクトップドック」とアピールしている。

 DeX Stationに接続した状態でも、電話やテキストメッセージのやり取りが可能。スマホと同様に指紋や顔認証、虹彩認証での端末ロック解除もできる。デスクトップを表示するだけでなく、スマートフォンの画面をそのままモニタに映し出すミラーリングモードも備えている。

 外形寸法は、使用時で105.2×111.84×90.24mm、収納時で105.2×105.2×47.5mm。重量は本体のみで約230g。スマホと接続するDockインターフェイスはUSB Type-C。端子は4K UHD/60Hz対応のHDMIと、有線LAN、USB 2.0×2を搭載。HDMI端子はフルHD対応で、ミラーリング時のみ4Kをサポートする。消費電力は25W。

GalaxyスマホをTVなどにHDMI接続し、パソコンのように使えるドック「DeX Station」 背面
背面