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ティアック、Roon対応予定のAK4497搭載ネットワークプレーヤー「NT-505」

 ティアックは、USB DAC搭載のネットワークオーディオプレーヤー「NT-505」を'18年1月27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は168,000円前後。カラーはブラックとシルバーを用意する。旭化成エレクトロニクス(AKM)のフラッグシップDAC「VERITA AK4497」を左右に各1基備えたデュアルモノラル構成で高音質化。音楽管理ソフト/サービスの「Roon」にも対応予定。11月3日~4日に東京・中野サンプラザで開催される「秋のヘッドフォン祭」にも出展する。

ティアック、Roon対応予定のAK4497搭載ネットワークプレーヤー「NT-505」 NT-505(ブラック)
NT-505(ブラック)

 ティアックの最新のデジタルオーディオ技術とネットワーク技術を融合させ、デュアルモノラル構成でA4サイズ筐体のUSB DAC/ネットワークプレーヤー。各DACをモノラルモードで使用することにより高S/Nを獲得し、DSD 22.5MHzやPCM 768kHz/32bitのネイティブ再生にも対応した。

 LAN端子を備え、ネットワーク再生の新機能としてRoonに対応予定(Roon Ready)のほか、日本では未サービスのTIDALやQobuzの高音質定額音楽配信にも対応する。さらに、MQAデコーダも搭載し、MQAのストリーミングにも対応予定としている。

 USB DAC再生時に4種類の転送モードによる音質の変化を楽しめる、インターフェイス株式会社によるUSB伝送技術「Bulk Pet」を採用している。

ティアック、Roon対応予定のAK4497搭載ネットワークプレーヤー「NT-505」 NT-505(シルバー)
NT-505(シルバー)

 アナログ処理部には電流伝送強化型バッファアンプ「TEAC-HCLD回路」を4回路搭載。バランス出力時にはフルバランス駆動、アンバランス出力時には4回路を使ったパラレル駆動となる。

 ヘッドフォン端子は3.5mm 4極端子が1系統で、対応ケーブルを使ったグランド分離接続に対応する。

 入力はLAN端子やUSBのほか、光/同軸デジタルとアナログ(RCA)も装備。出力は、ヘッドフォン端子のほか、XLRバランスとRCAアンバランスを装備。NT-505をプリアンプとしても利用できる。

 Bluetooth 4.0のレシーバ機能を搭載し、ハイレゾ相当のワイヤレス伝送が可能なコーデックのLDACや、aptX HD、AACもサポート。スマートフォンやポータブルプレーヤーからのワイヤレス再生も高品位な音質で楽しめる。

 5種類のPCMデジタルフィルタ、2種類のDSDデジタルフィルタを搭載。DSD 24.5MHz、PCM 384kHz/32bitへのアップコンバートにも対応する。クロックは44.1kHz系/48kHz系専用のデュアルクロック搭載。外部10MHzクロック入力にも対応する。

 外形寸法は290×248.7×81.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.9kg。リモコン(RC-1330)も付属する。DSD 22.5MHz、PCM 768kHz/32bit対応ハイレゾ再生対応の無償ソフト「TEAC HR Audio Player」を用意する。

ティアック、Roon対応予定のAK4497搭載ネットワークプレーヤー「NT-505」 背面
背面