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KEF、56bit DSP搭載のサブウーファ「Kubu」3製品

 KEF JAPANは、スピーカー「Qシリーズ」との組み合わせを想定したアクティブサブウーファ3製品を発売した。価格は、30cm径ユニット搭載の「Kube12b」が119,800円、25cm径の「Kube10b」が89,800円、20cm径の「Kube8b」が59,800円。

Kube12b(左)、Kube10b(中)、Kube8b(右)

 いずれもクラスDの56bit 50MIPS DSPプリアンプを搭載し、最大出力は300W。自社開発・設計のドライバユニットに、新開発「iBX(Intelligent Bass Extension)テクノロジー」を組み合わせ、独自のアルゴリズムで入力信号を分析、小音量から大音量まであらゆるリスニングレベルでサブウーファの音量を最適化するという。

 ユーザーの部屋や使い方に応じて柔軟に設定できるよう、ローパスフィルタバイパスや、入力信号を自動検出して割り当てと音量レベルを調整する「smartConnect」を搭載。3種類のプリセットイコライザは、フリースタンディングや壁寄せ、コーナーと設置場所にあわせて低域特性を切り替えられる。

 エンクロージャは密閉型で、「シンプルかつエレガントで、部屋に溶け込みやすいデザイン」を追求した。背面にアナログ入力(RCA)とスピーカーインプットを備える。

 再生周波数特性は、Kube12bが22~140Hz(±3dB)、Kube10bが24~140Hz(±3dB)、Kube8bが34~140Hz(-6dB)。ローパスフィルターの可変範囲はいずれも40~140Hz。

 外形寸法と重量は、Kube12bが410×393×410mm(幅×奥行き×高さ、リアパネルとフット込み)で20.6kg、Kube10bが370×353×370mm(同)で17.4kg、Kube8bが293×293×310mm(同)で11.3kg。

Kube12bの背面