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final、847通り以上の“音のカスタマイズ”が可能なイヤフォン「Make」。サポーター募集
2017年12月14日 11:00
S’NEXTは、finalブランドの新プロジェクト「Make」の第1弾製品として、「Make1」、「Make2」、「Make3」という3機種のイヤフォンを開発。販売に向け、クラウドファンディングサイトのMakuakeにおいて、14日の11時からサポーターの募集を開始した。
finalはこれまで、イヤフォンの組立イベントを各地で開催し、既製品のイヤフォンを買うのではなく、自分だけの音をユーザーが作っていく体験を提供してきた。この経験を踏まえ、「もっと『自分だけの音』を見つけられる人が増えてほしいという思いから、新しいイヤホンの在り方を提案するプロジェクト」として、「Make」が企画された。
Makeシリーズのイヤフォンは、finalでは初となる、IEMタイプのデザインを採用しているのが特徴。さらに、音質調整フィルタを交換する事で、ユーザーが好みの音を作る事ができ、組み合わせにより「Make1」は 77通り、「Make2」と「Make3」は847通り以上の音が楽しめるという。
ハウジングは、装着感を徹底的に追求したという形状で、「カスタマイズしたかのような自然で圧迫感の無い装着感を実現した」という。
ドライバ構成もfinalとしては珍しい多ドライバ構成を含んでおり、「Make1」はバランスド・アーマチュア(BA)×3、「Make2」がBA×1とダイナミック型×1のハイブリッド、「Make3」はダイナミック型×1となる。
音の傾向としてfinalは、Make1が「BAドライバ特有の高い解像度に加え、全体にナチュラルな音質設計を施すことによって、クリアで広がりのあるサウンドを実現」、「Make2」は、「BAの美しく響く中高音と、ダイナミック型の迫力のある低音をfinal独自のチューニングで融合させた躍動感のあるサウンド」、「Make3」は、「全帯域を1つのドライバでカバーするフルレンジ構成だからこその、自然で広がりのあるサウンド」と説明。
筐体の素材はステンレスで共通。仕上げはモデルで異なり、「Make1」は鏡面、「Make2」はガンメタリック、「Make3」はマットブラック仕上げとなる。ケーブルはOFCで、Make1はシルバーコート、残りの2モデルはブラックケーブルとなる。