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JVC、スポーツ/音楽ライブ配信の映像制作機材を強化。Streamstar製品国内販売

JVCケンウッドは、ストリーミングビデオ向け制作ツールを開発/提供するスロバキアのStreamstarと国内販売代理店契約を締結。同社製ライブプロダクションシステム「Streamstar X series」や「Streamstar SCOREPLUS SERVER」などの国内での取り扱いを12月中旬より開始する。

Streamstar X seriesのスイッチャー「Streamstar X7」

 JVCケンウッドは、ネットワーク対応カメラレコーダ「GY-HM650」を2012年に発売して以来、IPネットワークを活用した映像制作のワークフローを提供。同社が持つ映像技術や映像制作機器と、Streamstarの製品を組み合せることで、スポーツや音楽イベントなどのライブプロダクション市場に向けた映像制作ソリューションを拡大していくという。

Inter BEE 2017でのStreamstar製品のデモ

 Streamstar X seriesのスイッチャー「Streamstar X7」は、ネットワークを経由したIP制御により、遠隔地に設置したJVCカメラのリモート操作が可能。スタジオ/調整室から遠隔でカメラの集中制御ができ、撮影現場への持ち込み機材の削減や電源確保の負担軽減などの効率化を実現。タリー表示とマルチカメラ撮影にも対応し、ライブスイッチングのほか、ズーム、アイリス、フォーカス、シャッタースピード、ホワイトバランス、ゲインなどのカメラ調整も行なえる。対応機種は「KY-PZ100」「GY-HM200」「GY-HM660」「GY-HM850」。KY-PZ100は、パン二ング、チルト、ズーム設定も可能。

 Streamstar SCOREPLUS SERVERは、各種スポーツ専用のスコアテンプレートを用意。高品位なスポーツ映像制作を可能にするスポーツグラフィックスプロダクションサーバー。チーム名、選手名等に加え、説明表示の入力に対応。試合データの分析表示もできる。対応スポーツは、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、サッカー(2017年12月15日現在)。

Streamstar SCOREPLUS SERVER
スポーツ映像制作例