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単体で動作するDayDream VR HMD「Lenovo Mirage Solo」。VR180動画カメラも

 Googleは9日(米国時間)、VRの強化や初のVR180カメラなどを発表した。Lenovoは、世界初となるDaydream対応のスタンドアロン型VR HMD「Mirage Solo」を発表。さらに、LenovoとYI Technologyが4K解像度の180度VR動画を撮影できる「VR180カメラ」を発表した。

Lenovo Mirage SoloとMirage Camera

Lenovo「Mirage Solo」

 LenovoのMirage Soloは、スタンドアロン型のVRヘッドマウントディスプレイ(VR HMD)。GoogleのVRプラットフォームである「Daydream」は、これまでDaydream対応のスマートフォンを、ヘッドセットの「Daydream View」に組み合わせて、VRコンテンツを再生していたが、Mirage Soloは単体で利用できる。2018年度第2四半期の発売を予定している。

Lenovo Mirage Solo

 5.5型の液晶パネルを内蔵し、解像度は両目で2,560×1,440ドット。視野角は110度で、リフレッシュレートは75Hz。CPUにSnapdragon 835 VRと4GBのメモリを内蔵し、ストレージは64GB。OSはDaydream OS。microSDカードスロットを備えており、256GBまで対応する。

 モーショントラッキング技術の「WorldSense」を搭載。トラッキング用のカメラや内蔵センサーを用いて、外部センサーを必要とせずに、正確に動きを検出。かがんだり、寝転んだり、サイドステップなどの動きも検出し、「モバイルデバイスでPCクオリティのトラッキング」が行なえるという。

 バッテリを内蔵し、単体で動作するためプレイの自由度を向上。ワイヤレスのDaydreamコントローラを使った操作に対応し、アプリにあわせて、野球のバットや車のステアリングホイールのように扱える。

 また、Cast機能(built-in casting)を内蔵。Mirage Soloの体験をテレビなどに出力し、友人や家族と一緒に楽しめるという。バッテリ容量は4,000mAh。ステレオミニの音声出力も装備。重量は645g。

VR180カメラが登場

 Googleが提案するVR動画の新形式「VR180」に対応した、VR180カメラが発表された。Lenovoが「Mirage Camera」、YI Technologyは「YI Horizon VR180」を第2四半期に発売する。また、年内にはLGも対応製品を発売予定で、パナソニックは一眼の「GH5」にVR180対応アドオンを提供予定としている。

Lenovo Mirage Camera
YI Horizon VR180

 VR180では、360度動画のような全方位ではなく、前方向の180度のみを撮影/視聴可能にするもの。撮影者などが映り込むことなく、通常のカメラと同じようなセッティングで撮影が行なえる。また、デスクトップ(PC)やモバイルでは、高解像度の動画として視聴できる点も特徴。

Lenovo Mirage Camera

 YouTubeはすでにVR180に対応済みだが、「Mirage Camera」と「YI Horizon VR180」を用いることで、簡単にVR180動画を撮影可能になる。

 Mirage Cameraは、魚眼レンズを備えた13メガピクセルの2眼カメラにより撮影。被写体を様々な角度から見られる180度のVR写真、VR動画を記録できる。内蔵メモリは16GBで、最大128GBまでのmicroSDカードにも対応する。CPUはSnapdragon 626、メモリは2GB。Wi-Fiモデルのほか、LTEモデルも用意する。

 Wi-Fi Directで接続したスマートフォンでの映像プレビューなどに対応。また、YouTube VRアカウントを使ったVR180動画のライブ配信にも対応し、Mirage Soloなどの対応HMDを用いて、ライブでVR180動画を体験できる。

Mirage Cameraの映像をMirage SoloでライブVR180動画試聴

 VR180動画は、通常の動画編集と同様のワークフローで編集可能。また、Adobe Premiere ProではVR180動画の編集にも対応する。

 Mirage Cameraの外形寸法は105×22×44mm。重量は139g(Wi-Fi)/145g(LTE)。