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TV音声も天井から。パナソニック低遅延Bluetoothスピーカー内蔵シーリングライト
2018年1月15日 14:00
パナソニックは、天井に取り付けるシーリングライトにBluetoothスピーカー機能を搭載した「AIR PANEL LED THE SOUND」を2月21日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、12畳用「HH-XCC1288A」が75,000円前後、8畳用「HH-XCC0888A」が65,000円前後。
LEDシーリングライトとスマートフォンをBluetooth接続してワイヤレス連携でき、スマホの音楽を天井から部屋全体に広げて楽しめる。さらに、テレビのヘッドフォン出力に繋ぐBluetooth送信機が付属し、天井からテレビの音を楽しむこともできる。高音質コーデックのaptXと、低遅延なaptX LL(aptX Low Latency)に対応し、映像視聴時の音のズレを抑えられる。
送信機無しの12畳用「HH-XCC1287A」(店頭予想価格：70,000円前後)、8畳用「HH-XCC0887A」(同60,000円前後)も用意する。
LEDと内蔵スピーカーで「天井から降り注ぐ光と音」
パナソニックは、直射用LEDと拡散用の導光クリアパネルを備えたLEDシーリングライト「AIR PANEL LED」シリーズを'16年より展開。LEDの光を均一に発光・拡散して部屋の明るさを向上させつつ、生活シーンに合わせた多彩な配光パターンにも対応するのが特徴で、'17年には従来の円形デザインに加えてスクエアフォルムの「角型タイプ」をラインナップしている。
AIR PANEL LED THE SOUNDは、この角形タイプにBluetooth機能とステレオスピーカーを新搭載。スマートフォンなどの音楽をワイヤレス再生可能になり、「明かりと音が部屋全体に降り注ぎ、カフェのBGMのようなサウンドをリビングで楽しめる」とする。
出力5Wの3×9cmコーン型バスレフスピーカーを2基備え、磁気回路強化やポートの形状・長さの最適化で低域再生を強化。天井に取り付ける照明器具には重量5kgまでという制約がある(補強工事無しの場合)のであまり大きくはできず、筐体の限られた容積を活用しつつ音質にもこだわった設計とした。
AIR PANEL LEDからスマートフォンの音楽を聴いてみると、天井から音が自然に広がる。一般的なスピーカーはスイートスポットから離れると音の聞こえ方が変わるが、AIR PANEL LEDでは音を部屋全体に広げるため、どこにいても聞こえ方があまり変わらない。部屋を歩き回って掃除したり、家事をしながら音楽を楽しむといった「ながら聴き」に適していると感じた。天井に取り付けるため、部屋にスピーカーを置くスペースも不要だ。
付属のBluetooth送信機とステレオミニケーブルをテレビのヘッドフォン出力に繋ぐと、AIR PANEL LEDがテレビスピーカーになる。送信機はテレビのUSB端子などからの給電で動作する。
照明部は、中央のLEDのセンター光と両サイドのパネル光を個別にオン/オフして配光パターンを切り替えられる。テレビのある壁面を照らしてシアター風にしたり、部屋の必要な場所だけを明るくするといった照らし分けが可能。照明操作は付属のリモコンのほか、スマホアプリ「あかリモ」からも行なえ、設定した時間に好みの明かりを点灯・消灯を行なうタイマー機能などを使える。対応OSは、iOS 9.0以上とAndroid 5.0以上。
複数の照明器具を配線工事無しで、Bluetooth経由で一括コントロールできる既存製品「LINK STYLE LED」シリーズと連携可能。さらに、2月21日発売のアッパーライト「HH-XSC0003L」(オープンプライス/13,000円前後)とも連携できる。
