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Kodakの8mmフィルムカメラ「Super 8 Camera」、'18年の中ごろ発売へ

 Kodakは、8mmフィルムカメラの新機種「Super 8 Camera」について、米国で開催中の「CES 2018」において最新情報を公開した。発売時期は'18年の中頃を予定しており、価格は2,500~3,000ドル前後。

Super 8 Camera

 かつて個人の映画撮影などで人気を博した「スーパー8mmフィルム(Super 8)」の登場から50周年を記念した2016年に発表。初代「Super 8 Camera」の登場から30年以上が経過したことを機に、新たな映像クリエーターに向けてリバイバルしたモデルが今回の「Super 8 Camera」となる。記録メディアはスーパー8mmフィルム(15mカートリッジ)。なお、発表当初は'16年秋発売としていた。

4型液晶を装備

 レンズはCマウントを採用。フォーカスや絞りはマニュアル。フリップ式の4型液晶モニタ(SD画質)を備えるほか、外部マイク用の音声入力端子も装備。音声はSDカードに記録して、編集ソフトなどで後から映像と同期する。内蔵バッテリで動作し、USBで充電する。

ローアングル撮影も
Super 8mmフィルムに記録
音声入力やSDカードスロット

 また、映画製作者などに向けた新たなプラットフォーム「KODAK Darkroom」を発表。フィルムを購入できるほか、撮影後のフィルムをスキャンしてアップロードするサービスを行ない。製作者は撮影した映像を確認できるという。

Super 8 Cameraの映像
撮影後に写真プリントできるインスタントカメラ「PRINTMATIC」も展示
Thrust UAVとの協力により、レーシングドローンを北米と欧州で展開