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平昌五輪で、NHK地上波連動初のアダプティブビットレート4Kライブ配信。アクトビラ協力

 アクトビラは、NHKの放送番組に連動したハイブリッドキャスト4Kライブ配信を、アクトビラの放送連携配信プラットフォームを通して2月9日より提供。NHKは平昌オリンピックの放送番組に連動した4Kライブ配信を行ない、対応のMPEG-DASHプレーヤーを搭載したハイブリッドキャスト対応4Kテレビで視聴できる。

 今回の4K配信は、NHKによるテレビ放送のインターネット同時配信の検証実験(試験的提供C)として、アクトビラがKDDI総合研究所と共同開発した、アダプティブビットレート(視聴する回線状況に応じた適切な画質での配信)対応のリアルタイムエンコーダを使用。地上波放送との連動で初となるアダプティブビットレートによる4Kライブ配信を実現した。また、CDN(Contents Delivery Network)を導入することで、全国からの同時多数接続にも対応可能にしている。

 そのほか、アクトビラの4K VODサービス「4Kアクトビラ」で提供している「NHKオンデマンド」でも、平昌オリンピックの8番組を4K画質でVOD配信。開会式や閉会式、フィギュアスケートなどの一部競技のハイライト番組を無料配信し、4Kアクトビラ対応端末で視聴できる。

 アクトビラは、「放送と通信が連携した新しい視聴体験を実現する高付加価値番組の配信に役立てるよう、放送局やテレビメーカー各社と連携しながら、配信プラットフォームの機能・サービスの拡充を推進する」としている。