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シャープ、70型の大画面4K/HDR AQUOS「C70AU1」。Android TV+AIoT

 シャープは、70型の4K/HDR対応のAQUOS 4K「4T-C70AU1」を3月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55万円前後。

AQUOS 4K「4T-C70AU1」

 70型/3,840×2,160ドットと低反射「N-Blackパネル」を搭載する液晶テレビ。バックライトは直下型LEDで、バックライトエリア駆動とメガコントラスト技術により、コントラスト表現力を拡張するほか、色域技術「リッチカラーテクノロジープロ」を搭載する。映像エンジンは、4K HDR映像からネットコンテンツまで高画質化する「AQUOS 4K Smart Engine」。

 HDR信号にも対応し、HDR10をサポート。HDMI1/2の2系統のHDMI端子が18Gbps HDMI対応となり、Ultra HD Blu-rayなどのHDR信号を表示できる。120Hzの倍速駆動により残像感を低減するほか、液晶パネル駆動に連動してLEDバックライトを点滅させ、残像感を効果的に低減する「960スピード」も備えている。

 スピーカーは、総出力80Wの2.1ch 3ウェイ10スピーカーの「AROUND SPEAKER SYSTEM」。ツィーターと本体背面の大容量・低振動ウーファにより、画面を包み込むように音を伝え、映像と一体感を生み出すという。音質のチューニングにはオンキヨーが協力している。

 チューナは、地上/BS/110度CSデジタル×3で、別売のUSB HDDへの2番組同時録画や2画面同時表示に対応。番組表は、放送中の番組や出演者の情報を画像付きでわかりやすく表示する「ビジュアル番組表」。

 OSはAndroid TVで、映像配信サービスやGoogle Playストアからのアプリ追加に対応。独自のAIoTクラウドサービス「COCORO VISION」により、AIが家族の視聴傾向を学習し、おすすめの番組や情報を教えてくれる。人感センサーにより人が近づくと自動的に起動する。

 リモコンのマイクに話しかけて番組やアプリ、YouTubeなどの音声検索も可能。映像配信サービスの「ビデオマーケット」と提携したAQUOS向けの映像配信「COCORO VIDEO」のほか、YouTube、Netflix、Hulu、dTV、Amazonプライムビデオ、GYAO!、DAZN、niconico、U-NEXT、AbemaTVなどが利用できる。

 ゲームのCOCORO GAME、音楽配信のCOCORO MUSICにも対応。アプリのCOCORO VISIONからの検索や操作も行なえる。LAN端子のほか、IEEE 802.11a/ac/b/g/n無線LANを搭載する。入力端子はHDMI×4とアナログRGB(D-Sub15ピン)、ステレオミニの音声入力。ヘッドフォン出力やアナログ音声出力、光デジタル音声出力を装備する。

 消費電力は411W。年間消費電力量は239Wh/年。外形寸法は169.1×97×37.5cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約45kg。